宝塚 たかつこ山(波豆富士)               

2002.9.12更新 やまぼうし
1.目的地:宝塚市 たかつこ山(波豆富士)347.3m (2.5万武田尾左上無名峰)
2.日時:2000.4.29(土)
3.天気:快晴
4.同行:ハナミズキ
行程:宝塚市波豆八幡神社駐車場11:30→六地蔵11:35→木器(こうずき)道→溜池先分岐11:50→登山道(藪道)→たかつこ山頂三角点12:30〜13:00→木器方面下山道 (迷走)→山頂戻る13:30→駐車場14:30

Route mapはこちらクリック


たかつこ山(波豆の集落から)
「波豆富士」
 ミニコミ誌「宝塚てくてく」H12.2.9発行で波豆富士(たかつこ山)を知る。紹介記事は波豆富士を周遊するコースであったが、是非この山に登りたく連休を待ってハナミズキとともに自宅宝塚市を車で出発。
 (H14.9.11の同誌には登山の紹介記事が載りました。また漢字で高束山と書くそうです)
「取りつき口探し」
 (その1)千刈貯水池の駐車場管理の年配のおじさんに記事を示し,波豆富士の登り口を聞く。波豆富士なんて聞いたこともない。別名たかつこ山だと言ったら通じた。地元では波豆富士とは言っていないらしい。誰かが勝手につけた名前?若いとき山火事で登ったことがあるが忘れた。麓に近い民家で聞いたらとのこと。
 (その2)麓に近い年配のおばさんに聞く。たかつこ山は昔は道はあったが今はもう藪で波豆部落からは行けない。木器からなら道があるかも知れない。ドライブインで聞いたら。
 (その3)千刈ドライブインで記事を示し,道を尋ねる。中年の奥さんらしい人,新聞記事を見て、六地蔵から奥へ道があり,その途中から登れるかも知れない。目印などはないだろう。駐車するなら八幡神社の管理事務所の奥へ止めて,その前の道を山に向かえばよいと親切。とにかく行ってみよう。
「木器(こうずき)への道」
 八幡神社横の管理事務所の奥に駐車。道路を横切り田んぼの舗装道路を北進する。先ほどの年配のおばさんに会った道だ。「千刈さん」という表札の家の左側から坂道を登ると六地蔵が並んでいる。横の貯水池は谷田池という。しばらく舗装された2m幅の道,ビニールハウスを過ぎると轍の残る地道になる。紫の三つ葉ツツジがきれい。左に広い分岐道あり。これを過ぎると左に自然の蓮池。白鷺が飛び立つ。さらに進むと右に溜池。この横に左分岐道あり。一応マークしておいてさらに進む。3度目の左分岐山道あり。赤杭がありビニール袋が木に結んである。ここもマークしてさらに進む。やがて峠になり道は下りだす。前に見える山の様子から,もう「たかつこ山」を通り過ぎている感じ。目指す山はこの道の左方向だが林で見えない。
「登山開始」
 元の道を引き返し,先ほどのビニール袋の地点から山に入る。不安ながら何となく道とおぼしきゆるい枯れ沢を登る。10分もうろうろ歩くと黄色テープ発見。これで確信を得る。また木に赤いスプレーもある。倒木多い。沢が消え,一直線の急な登りになる。黄色テープも時々無くなり,下山時迷わないよう用意した紐を要所要所の木の枝に結びつける。周りの展望は全く無い。ひたすら上を目指す。上が明るくなり頂上が近い。

たかつこ山山頂

三角点
「山頂展望あり」
 山道30分漸く頂上。三つ葉ツツジや低い雑木の中に立派な三角点がある。しかし誰も登らないのか表示一つも無い。頂上からは若干雑木があるが意外にも展望が開ける。南側は千刈貯水池を眼下に布見ヶ岳,六甲連山,目前の羽束山,大船山がひときわ目立ち,その隣に顔を覗かせる広照寺山,寺山その向こうは杉生愛宕山,猪名川三山(堂床山,竜王山,三草山)さらに大野山,剣尾山,その右は三蔵山,妙見山,亀岡京都方面の新緑の山々が快晴の空に映える。ここは穴場である。冬枯れで木の葉が落ちればさらに展望はよいであろう。木陰を求めてにぎり飯を食う。しばし休憩。紙に波豆富士(たかつこ山)と書いて記念撮影。

大船山遠望
「下山」
 下山は木器方面が無いかどうか稜線を西にとる。しかしだんだん南側に回り込み,そのうち藪と急斜面に突き当たりヤバそう。時間も早いし,強引に下ればと思ったがハナミズキが心配しだす。残念ながら元の頂上へ戻る。約30分迷走。疲れる。元の道を下山。分岐点に戻る。これから登る人のために赤いリボンを木の枝に結ぶ。三つ葉ツツジの道をのんびり,タンポポのあぜ道を元の駐車場へ。

足下に千刈ダム
ちょっと回り道をして三田「つくしの里」で名物つくし山菜御飯と思いきや本日売り切れ。つくしうどんを食べて帰路へ。

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