舎羅林山(しゃりんざん)             

2013.6.27改定 やまぼうし
1.山名:舎羅林山(264.5m)  川西市 地形図2.5万広根
2.日時:2002.2.3(日)/2013.6.27(木)
3.天気:曇
4.同行:単独/MNC39名
5.コース:
能勢電平野駅→協立温泉病院13:45→裏手住宅階段(登山口)13:50→大岩展望所14:05〜15→鉄塔#53→山頂三角点14:20→稜線→ゴルフ場行止り往復→山頂14:40→鉄塔#53 14:45→十字路右折(西)→南下→ざれ場15:00→多田東小裏15:10→岡本寺15:20→協立温泉病院15:30
                                                Route Mapはここ

平野からの山容

 

「取付きは協立病院」
 天気予報は雪とのことで自宅でゴロゴロしていたが、その気配はない。昼過ぎに空も明るくなってきたので、前から気になっていた舎羅林山(しゃらりん)へ出かけることにした。水筒と茶菓子だけの軽装である。
能勢電平野駅裏の協立温泉病院駐車場に有料駐車。病院の左手の新興住宅の急坂を登る。黒い子犬と散歩している女性に尋ねると、階段の最上部から山に入れるという。表示らしいものはないが、雑木の中に小道が続いている。

協立温泉病院裏手の洋風住宅を登る

最後の階段を登ると山道になる

階段からの展望
2013.6.27
「大岩」
 ふかふかの落ち葉を踏みしめながら快適な道を登る。だんだん国道の騒音も遠ざかる。やがて15分で「大岩」に到着する。いくつかの大きな岩が峰をなしている。鎖を外した先ほどの子犬がじゃれるように後を追ってくる。その後ろを先ほどの女性が追いかけてくる。普段の散歩コースなのであろう。
岩の上に立つと展望が開ける。曇ではあるが妙見山、高代寺山、猪名川三山(三草、竜王、堂床山)に愛宕山、大船山までかすむ。しかし目の前は大きくえぐられ、中断された造成地がバブルの傷跡を残している。手元のH5年の地形図には造成地はなく、緩やかな等高線が山を巻いている。
造成地の向うのお城のような建物は短大の美術館だと女性が教えてくれる。その遠方は能勢CCとときわ台住宅地であろう。右手のこんもりした森が舎羅林山の頂上のようである。

大岩から山頂を望む
 

大岩から能勢方面を望む 2002.2.3
 

大岩から能勢方面を望む 2013.6.27
「山頂三角点」
 鉄塔#53を通過してシダの群生する道はすぐに山頂だが途中、立入り禁止のS開発会社の大きな看板が興ざめ。松の木に囲まれ、赤白の測量旗と三角点がある。展望はあまりよくない。稜線沿いに東方向に歩く。左手は造成地でえぐり取られている。途中右手に下る道が2本ある。5分ほどで伏尾ゴルフ場の上に出て行きどまり。元に戻る。散歩の女性はもう引き返したようである。

三角点
 
「多田東小へ」
 鉄塔#53は十字路となっている。直進は登って来た道。左に下る道をとる。すぐまた十字路。直進は巡視路のようなので、右手に下る。快適な道が西に向っている。三叉路になるが、右はお寺の方向のようだ。左のしっかりした南下コースを取る。登山口からはどんどん遠ざかるが、たいした距離でもないので心配ない。送電線ははるか左手遠くに離れてしまっている。砂地の急斜面で目の前がパット開ける。五月山の尽きるところ、川西の市街地が遠望される。猪名川にかかる吊橋が一際目立つ。学校の裏手に飛びだす。多田東小学校の裏門である。平野の住宅街を北上、立派な鐘つき堂の岡本寺の前を通ってもとの協立温泉病院到着。2H分の料金であった。

多田東小学校裏手へ2013.6.27
考えて見ると、途中水も食料も取らずに一気に駆けた山歩きであった。会った人は、犬の散歩2組である。この里山も住宅開発が進み、数年後にはもうなくなるかも知れない。以上

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