やまぼうし 
                  
大野山(西軽井沢口〜丹波猪村)
■目的地:大野山(753.5m)
■場所:猪名川町杉生、2.5万図「福住」
■日時:2002.4.7(日) 曇
■同行:ハナミズキ

行程 Route mapはこちら

奥猪名健康の郷→西軽井沢BS→10:45西軽井沢登山口330m→渓流沿い別荘地→11:00登山道分岐400m→11:20〜11:30水場550m→11:50稜線下階段→12:00稜線730m→12:10〜13:15頂上→猪村下山道→13:30滝道→13:37桧植林帯→13:40林道500m→13:55丹波猪村410m→14:20西峠460m→14:40奥猪名健康の郷、温泉入浴¥300

県道杉生から大野山

「奥猪名健康の郷」
 先日低徘奥山オフでの拠点としたが、写真をとるため寄り道する。市街地はもう大分散ってしまったが、ここはまだ満開で一部蕾もある。さすが奥猪名で標高400mのこの地は1Wは開花が遅れる。桜と一面の雪やなぎが見事である。


奥猪名健康の里
「西軽井沢登山道」
 県道を少し戻り、西軽井沢BS前の広い待避所に駐車する。標高330m。民家の間に大きな登山口表示があり、奥へ1車線程度の石の道が山に分け入っている。渓流に沿って別荘地が散在し、人が住んでいるのかどうか定かでない。15分ほどのぼり、標高400m地点に登山口の木の看板と健猟会の小屋があり、囲炉裏と鍋釜が置いてある。車高の高いRV車なら乗っていけそうな幅の広い岩のゴロゴロ道が上っている。荒れ気味の雑木に山椿、山桜、キフジ、榊の花が混じる。みつばツツジは新芽が吹いたばかりでまだ早い。倒木も多くあまり手入れはされていない。標高550m付近には水場があり、上からの渓流にカップを置いてある。生水はちょっとどうかと思う。まだ芽吹き始めたばかりの雑木の間から、高岳やその北尾根が見え隠れする。稜線の直下は階段が組まれていて、両脇にはアセビの花が満開である。階段の上でMTBの一団が我々の上りきるのを待ち構えている。今日初めて会う人だ。挨拶をかわす。女の子も混ざり、きゃあきゃあ言いながら急勾配を下っていった。730mの稜線に飛びだすと一面の熊笹で、車道が目の前まで迫っている
   

西軽井沢登山口
「山頂」
 車道の間を縫って山頂到着。三角点、方位板、緯度経度と標高を記した石柱が立てられている。電波銀座で、数えると5基のアンテナとさらに工事中のものもある。天文台まで出来ている。それだけ見晴らしが良い事を物語っている。

山頂の天文台
曇空ながら360度の展望で、深山を筆頭に北摂の山々のほとんどを見晴らせる数少ない山である。車で登れるので、家族連れが弁当を持って、山頂のベンチでお昼を楽しんでいる。登山者は我々が下山する時に、登って来た中年夫婦の一組だけである。汗だくのシャツを着替えて、タムシバの花を眺めながら握り飯をぱくつく。ヨモギをたくさん摘んだ中年夫婦が上がってきた。
毎年来るらしく、山を削り取っての天文台の建設は環境破壊だと嘆いておられた。下の方では山菜を摘んでいる人もいるが、ワラビはまだ早いようだ。
「猪村下山道」
 下山は元に戻る積りであったが、時間もあるので北方の丹波猪村とした。地形図を見ると、猪村からの林道に合流出来そうである。しかし駐車地まで県道を4kmほど歩かねばならない。道は西軽井沢口とは全然違い、踏跡道を広げたような熊笹と雑木の急傾斜で、展望は全くきかない。

猪村下山道
途中600m付近に滝への横道があり、ちょっと覗く。高さ5m位の小滝で急傾斜の沢と言う感じである。桧の植林帯を抜け標高500m付近で林道に合流した。この登山道はあまり利用されないのか、朽ちた表示板がぶら下っている。
10分ほどで見覚えのある県道沿いの丹波猪村キャンプ場につく。ドライブインの桜は満開、
珍しくも黄色いミツマタの花が咲いている。なるほど枝が全てミツマタである。さて県道を車に注意しながら、西峠を越えて奥猪名健康の郷へ歩く。所々に山菜取りの車が止っている。
ハナミズキに車を頼んで、こちらは300円で温泉に入る。ちゃんと成分分析表が掲示してあるから本物だ。10人ぐらいの浴槽だけではあるが昼間からゆっくり汗を流せる
以上
関連ページ:2007.7.7ひと目一万本あじさいの大野山

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