播州 御嶽山清水寺
              更新2002.10.20 やまぼうし
■山名:御嶽山(みたけさん)(540m)
■場所:社町 2.5万地形図 比延
■日時:2002.10.20 曇
■同行:ハナミズキ
■コース
清水寺有料道路入口 登山口104017丁堰堤1045911056丁卵塔11153丁東屋1125→稚児岩→1丁石段1135→清水寺本堂1140→境内散策昼食→下山1310→登山口1345
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和田寺山から御嶽山

「登山口」
 御嶽山は西国二十五番札所播州清水寺があり、麓から有料道路が通じている。登山口は有料道路ゲートの手前にあり、お地蔵さんと昭和3年建立の大きな登山口を示す石標がある。駐車場があり、先行車は2台である。道路は¥300の入山料を払うが、徒歩で登る人は無料とある。ここから18(2km)の参道で、麓から18丁→1丁へと丁石が続く。ひょうご森林浴場50選の一つと説明書き。
登山口18丁
「杉木立の古道」
 標高274mの登山口からのぼり始めるとすぐ堰堤の下の橋をわたり、杉木立に入る。苔むした岩の道がつづら折れにゆっくりと上がる。杉、桧が鬱蒼と茂り、土手にはシダが多い。古道を辿るといった雰囲気で、体一杯にマイナスイオンを浴びる。所どころに古いベンチがおかれている。6丁で地蔵さんと分岐標石があり、右「くめざか」「左本大坂・・・」とあり、わき道には卵塔のお墓が並んでいる。3丁の東屋の先に高さ5mほどの稚児岩があるがうっかりすると見過してしまう。1丁で法華山への分岐を右折し200段位の石段を登ると、清水寺に着く。ここまでずっと杉木立の中で、周囲の展望は無かった。

古道9丁付近

6丁

卵塔

稚児岩

1丁( 法華山分岐)
「清水寺境内」
 境内のイチョウや楓がほんのりと紅葉を始めている。11面千手観音を本尊とする清水寺大講堂にお参りする。境内の建物は明治と大正の2度にわたる山火事の後再建されたものとのこと。宝物殿の寄進された「天狗の爪」が面白い。善男善女の団体さんが入ってきて、急に賑やかになる。ここは標高500mであるから、540mの山頂を極めるためさらに石段を根本中堂へと登る。その上にある台風で倒壊したという大塔跡へ立つ。裏側の林が最高点のようだがこれ以上の進入は難しい。GPS545mを示しているので満足。清水寺の由来である「こん浄水」の井戸を見る。顔が写れば3年寿命が延びるという。根本中堂横のミニ33霊場の石仏に囲まれて昼食。

清水寺大講堂

こん浄水

大塔跡
「下山」
 小雨が降りだす。ここからの南方の唯一の展望も霞んでしまっている。傘を片手に、滑りやすくなった元の参道を下りる。家族連れ2組を追い越す。午後の予定の立杭陶芸祭会場へ急ぐ。

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