正月の虚空蔵山
2003.1.15更新 やまぼうし
■山名:虚空蔵山(596m)
■場所:三田市 2.5万 藍本
■日時:2003.1.3 雪のち雨
■同行:ブー、ノブ、テツ、オサム、テラ、ハナミズキ
■コース
JR藍本(9:00)→表参道→虚空蔵堂→役の行者→丹波岩→山頂(10:40)→戻る→虚空蔵堂→酒垂神社→JR藍本(12:30)
route mapはここ


相野からの虚空蔵山 

虚空蔵山は、毎年三田市の主催する初日の出登山で賑わう。中腹の虚空蔵堂では餅や振舞い酒が用意され記念バッジが渡される。例年600人は参加するそうだ。別名丹波富士、職場から毎日優美な姿を崇めている。今日は職場のテニス仲間と耐寒訓練の登山としゃれ込む。
「表参道」
 午後から天候悪化の予報で、JR藍本駅集合を1時間早める。しかしスタートから霰が降り出す。雨よりマシである。登山道表示のある郵便局の角を曲がって舗装道路を進み、ため池の横を通る。舞鶴道のガードを潜り左へ曲がる。この脇が元旦登山の臨時駐車場になっていた。山道に入る頃から雪になりだした。表参道だけあって歩きやすい。登るに従い、木々の葉に雪がうっすらと積もりだした。30分も歩くと灯篭に迎えられる。
「虚空蔵堂」
 石段を登ると、目の前に屋根に雪を戴いた虚空蔵堂が現れる。森閑とした境内には誰もいない。お参りをし、記帳する。横に置かれていた登頂記念バッジをいただく。ここで標高380mであるからあと半分の道のりである。

虚空蔵堂

尾根道
「山頂」
 小休止して、お堂右手から尾根に向う。役の行者像を過ぎ、雪道の雑木林を進むうちに立杭から登ってくる「陶の郷自然道」に合流する。傾斜がきつくなり岩の道になる。ハワイのマウナケアに登ったというブーは酸欠気味だ。アルコール体質のテツも遅れだした。

山頂

登頂記念
展望が開けだしたら丹波岩に到着。あいにく天候不良で周囲の山々は霞んでしまっている。それでも三田ニュータウン周辺や隣の和田寺山、御嶽山清水寺、千丈寺山、羽束山がそれとしれる。すぐ山頂に着く。まだ10時40分である。一番若手のテラは物足りなさそうである。この先稜線を北上してJR草野駅への道があるが、この天気ではやめたほうがいい。ベンチには雪が積もり、風は冷たく、長居無用である。福井からこられたというハイカーにお願いして一同記念撮影しお堂まで引き返す。後で確認したら、2台のデジカメともシャッターが切れていなかった。がっくり。
「酒垂神社」
 下山は岩に積もった雪で滑りやすく慎重を期す。それでも何回か尻餅をつく。気温が上がったらしく雨交じりになる。お堂で早い昼飯とする。ハナミズキの赤飯のおにぎりとテツのお母さんのゆで卵、あとはワンカップだ。大休止のあと、雨脚が強まらないうちに下山する。往きしに通り過ぎた酒垂神社にお参りする。苔むした古木に囲まれ、古色蒼然としたお堂は見事である。地元の方々が大切にお守りしていることがわかる。


表参道

「山岳部創設」
 時間も早すぎるので、かねてテツが物色していた三田のお好み焼き屋「ふくわうち」にしけこむ。箱根駅伝の実況を見ながら、新年の乾杯。体を温める。話が弾むうちに、会社の山岳部創設になってしまい、やまぼうし部長以下今日参加したメンバーは部員番号1から7番ということになった。参ったな。北摂専門部長だよわたしは。さて次はどこへ行こうか。

関連リンク
1.1993.3.21 酒垂岩から虚空蔵山
2.2003.10.19 立杭から虚空蔵山北尾根
3.2010.12.28 酒滴岩から虚空蔵山北尾根

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