北摂の盟主、深山
2003.1.19更新 やまぼうし
■山名:深山(みやま790.5m)
■場所:能勢町 2.5万地形図 埴生(はぶ)
■日時:2003.1.12(日) くもり
■同行:ハナミズキ
■コース:るり渓からハイキングコース往復約3時間
       route map はこちら
北摂の最高峰は兵庫、京都、大阪の境界に位置する深山(みやま790.5m)である。H15年を迎え新年のご挨拶に伺う。何年ぶりだろうか。

「雪景色の籠坊温泉」
 猪名川町杉生から泉郷峠を越えると、籠坊温泉は雪景色の中にあった。古老に道を尋ねると、3月まで根雪になるという。天王への道路脇には除雪された雪が積み上がっている。凍結の路面を慎重に運転する。R173をるり渓方面へ分かれる。園部と能勢宿野の分岐点付近の遊園地に駐車して、道路沿いのハイキングコースの案内板から山に入る。

登山口

雪の稜線
「熊笹の高原」
 ここは標高580mもあるからあと200m余りの上りである。ゴルフ場を右下に見ながら、広くよく整備された雑木の道を登っていく。木陰には雪が残る。641mの雑木のピークから一旦鞍部に下り、登り返すと720mの熊笹の高原に飛び出し、展望が開ける。雲が多いが、穏やかな日和で、寒さは感じない。

熊笹の高原

半国山
後方には剣尾山、横尾山、右手に緩やかな半国山、左手は大野山、弥十郎岳、はるか多紀アルプスがかすむ。エンジン音がすると思いきや、前方のピークにバイクの集団が姿を現わす。ぬかるみのハイキング道は掘り返され台無しだ。
熊笹のかなたに、深山のシンボルのレドームが見えてくる。やがてハイキング道は、舗装の車道に合流してしまうが、その手前のわき道を歩く。前方からの50名ほどのシニアの団体に道を譲る。記帳を見ると、川西湯山台団地の同好の皆さんで、第70回登山とあるから相当の年季が入っている。

深山宮

レーダー雨量計
「山頂」
 広い山頂には深山宮と近畿地建の雨量レーダーが設置されている。北摂盟主だけに展望は360度申し分ない。昔あった方位盤にはロシアのウラジオストックがあったような記憶があるが、今はきれいに整備されて、方位盤はない。三角点は拝殿の真ん中にあり立ち入り禁止だ。昼飯をとっているとラジコン飛行機を楽しむグループが車で到着。おもいおもいに自慢の飛行機を飛ばし始める。驚いたことは、推力のないグライダーが上昇気流に乗り天空高く舞い上がることだ。

三角点(灯篭後ろ)

飛行機野郎
「下山」
 再び元の道を引き返す。熊笹を刈っているご婦人と立ち話。健康茶の原料として出荷するという。2,3組のハイカーとすれ違い下山。るり渓温泉で体を温めようとしたが、入場待ちの車の列にあきらめる。R173のはらがわたトンネルを抜けると雪もなくなった。

関連リンク   ◇ささやまの森公園から深山 2007.4.29
深山縦走 2009.4.26


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