大和三山めぐり
更新 2012.2.15改定/2003.2.15 やまぼうし

■山名:畝傍山(199.2m)、天香久山(152m)、耳成山(139.7m)
■日時:2003.2.11(火)曇りのち雨、(畝傍山2012.2.11(土)晴)
■場所:奈良県 橿原市
■同行:ハナミズキ
■コース
(1)橿原神宮北神門→畝傍山登山口→東大谷日女命神社→畝傍山口神社分岐→畝傍山頂→東尾根→殉国の碑→体育館前BS・・・
(2)天香山神社→周遊路→登山口→天香久山頂→天香山神社・・・車移動
(3)耳成公園→山口神社→山頂三角点→耳成公園・・・帰宅

   近鉄ハイキングマップはこちら

「畝傍山」
建国記念日は私の誕生日なので、ここ数年橿原神宮に参拝している。参拝後、いつもは社寺を回っているが、今回は大和三山を巡ることにした。本来ならば14Kmを歩いて巡りたいところだが、車の都合で、楽チンコースとなった。

 紀元祭で賑わう橿原神宮の北門を出ると左に畝傍山登山口の標柱がある。近くの方の散歩道のようでジャージ姿の男の人が下りてきた。すぐに鎮守宮・東大谷日女命神社(ひがしおおたにひめのみこと)があり畝傍山国有林表示と道案内看板が立っている。整備された山道が左から巻いている。畝火山口神社からの遊歩道が左から合流してくる。麓から参拝者の君が代が聞こえる。やがて道は東に進むようになり、右に折れて尾根に出るとすぐ山頂である。

 標高差は130mだが、山腹を巻いているため約25分かかった。畝火山口神社社殿跡と三角点(199.2m)がある。西を見れば、金剛山、葛城山が、東の木立の間からは古墳と見まごう耳成山、天香具山が覗く。
 2、3組のハイカーとともに腹ごしらえをして、下山は東尾根をイトク古墳へ向かう。少し急だが、15分で海軍の英霊を祀る殉国之碑広場に出てきた。その横に古墳が小さくなっている。振り返れば畝傍山が優美である。目の前が橿原体育館前BSである。

2012年2月11日の風景


橿原神宮と畝傍山(2012.2.11)

登山口

三角点

金剛山と葛城山

耳成山

天香具山
「天香久山」
 近鉄線路を越えると遠くに天香久山の森がかすむ。多武峰で複数の森が重なる。駐車場所を探して周辺をうろつく。もともと車で巡るのは邪道である。北側から田んぼを横切り、白壁の集落に入ったが行き止まり。見るとすぐ横が天香山神社である。失礼してちょっと広くなった道端に駐車する。ここから入山できそうだが、森を周回する細い舗装道路が続いている。梅と柿の木の林に沿ってしばらく歩くと登山口があった。歌碑と案内表示がある。ここから耳成山が遠望できる。

 木の階段が登っている。天岩戸神社からの道と合流し、すぐに山頂(152m)につく。頂上には国常(くにとこ)神社と高龍(たかおかみ)神社が祀られている。 小雨がぱらつきだした。そのまま森をたどると先ほどの天香山神社の境内に下りることが出来た。田んぼから振り返ると、白壁の集落の向こうに雨にけぶる香久山の姿があった。

白壁の集落と天香久山(2003.2.11)
「耳成山」
近鉄耳成駅から耳成山を目指すが住宅街を迷走してしまった。ようやく耳成公園に着く。雨が大粒になり傘を取り出す。山を周回する道路から数箇所の登山口がある。登山といっても標高差60mの丘である。公園前から案内板に従い、石灯篭が並ぶ山口神社の参道を登る。10分ほどで神社に着く。
 見上げる社は霧に霞み、幽玄な雰囲気である。雨もなかなか風情がある。茶のみ話中のご老人に道を尋ね、隣の金毘羅宮の横から登るとすぐ頂上であった。林に囲まれ展望はないが、三角点(139.7m)と明治天皇の碑が立つ。灯篭に灯がともりだした参道を引き返す。

耳成公園から耳成山(2003.2.11))

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