東六甲 岩倉山
                                                      更新2003.3.17やまぼうし
■山名:岩倉山(488.4m)
■場所:宝塚市 2.5万宝塚
■日時:2003.3.2
■同行:ハナミズキ
■コース
(大平山)→大谷乗越し(15:50)→縦走路→岩倉鉄塔→岩倉山頂(16:30)→反射板→行者山下(16:50)→猪谷→光が丘住宅(17:10)
周辺route mapはこちら


岩倉山からの展望(手前行者山、向こう甲山)

小笠峠から大平山に登り、帰路、縦走路に沿ってゆずりは山系の三角点岩倉山を訪れた。岩倉山からの意外なビューポイントを発見した。

「ゆずり葉山系」
大平山から下り、車道大谷乗越(標高510m)を横切ると、縦走路は宝塚譲葉山系へ入る。宝塚最高峰の岩原山(573m)への分岐、生瀬赤子谷への分岐、ゆずり葉台分岐を経て岩倉山、塩尾寺へ向かう。


東六甲縦走路

この辺の尾根は樹林帯なのでシーズンはひたすら歩くだけだが、今は冬枯れのため雑木を通して左に名塩方面、右に東六甲の前山が覗く。
「岩倉山展望地点」
右手のこんもりとした譲葉山(526m)を過ぎて、ゆずり葉台への分岐を越えると、縦走路左手に岩倉山送電線鉄塔がある。鉄塔下は広いが、北摂方面の山が少し覗ける程度の展望だ。道を挟んで、その反対側の藪を分けるとあたりの立ち木が伐採されていて、絶景が広がる。


ビューポイント

眼下には行者山を、遠方には阪神の市街地から甲山、ゴロゴロ岳、六甲最高峰が一望である。この先に反射板の広場があるが、さえぎるものがないこちらが休憩するには最適である。
「岩倉山頂」
岩倉山頂は縦走路から少し外れるから分岐のテープに注意が必要だ。もう少し宝塚寄りに歩くと、左手に藪を登る道があり、これを少し上ると大きな祠と三角点(488.4m)がある岩倉山頂だ。いつもきれいに清掃されお神酒が供えてある。お参りして、記念撮影する。


岩倉山三角点(中央)

「反射板」
縦走路をはさんでその反対側の小道を50mもたどれば茶色の大きな阪急の反射板がある。ここもビューポイントだが、休憩で座り込むと立ち木が邪魔して展望が利かない。


反射板

塩尾寺まで行くと時間が遅くなるので、ここから光が丘に下山する。以前は気づかなかったが、この反射板からゆずり葉台までの道がある。割合広く、歩きやすい道だ。ヒサカキ、アセビなどの雑木林を快適に下ると、先ほど通過した縦走路からゆずり葉台への道と合流した。
「猪谷を光が丘へ」
さらに下ると、行者山下のゆずり葉台方面(右)と、光が丘(左)への分岐がある(360m)。右へ下ればゆずり葉台住宅を抜けてエデンの園バス停だ。阪急逆瀬川駅へ15分の乗車である。われわれは左に折れる。
すぐに行者山への分岐だ。元気があれば再び行者山へ登り、行者山東ピーク(行者山東観峰と命名)を経て逆瀬台1丁目または逆瀬台小学校へ下りることが出来る。東ピークは絶好のビューポイントである。帰りをあせるわれわれは、そのまま猪谷の涸れ沢を下る。途中で行者山への分岐をやり過ごし、堰堤が近づけば里は近い。沢は支多々川となり、流れを渡ると光が丘住宅の北西端に出た(220m)。光が丘バス停から阪急逆瀬川駅まで15分の乗車である。


猪谷の堰堤

関連リンク
(1)東六甲 岩倉山から光が丘へ(2006.4.9)

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