道場 百間滝
更新2019.12.28/2003.5.19 やまぼうし
行先:百間滝
■場所:神戸市 北区生野 2.5万武田尾
■日時:2003.4.13
■同行:ハナミズキ
■コース

  道場駅→亀治橋→武庫川沿い(R327)→武庫川上流浄化センタ→支流へ→百間滝

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有馬にも百間滝があるが、こちらは道場の百間滝。おそらく武庫川水系で落差最大の滝ではないだろうか。神戸市北区の生野高原住宅近くの生野ダムから、武庫川に流れ込む支流(生野川?)にかかる滝で、国土地理院2.5万地形図にもその名称がある。
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 宝塚市の水がめ、川下川ダムから武庫川河畔の道をJR道場駅に向かう。浄水場の手前の大岩橋を渡ったところから支流を遡る。宗教施設(弥勒寺)を左に見て工事中の林道をすすむ。ゲートがあり行き止まりだが、脇をすり抜けて入り込み、鉄板の橋を渡る。流れの右岸を奥に進む。

宗教施設(弥勒寺)を左に見て林道を奥へ

ゲート脇から入り込み鉄板橋を渡る
荒れ果てた山肌と崩れ落ちんばかりの絶壁に囲まれた河原には巨岩、巨石がごろごろしている。上流にある生野高原住宅からの生活用水が混じっているのか、泡立った流れは、お世辞にも綺麗とはいえない。奥に小滝が見えてきた。

両岸は切り立った岩壁

下流を振り返る

小滝が見えてきた

小滝を左から越える

ロープと梯子を伝う難所(梯子の向こう側が小滝)

滝の下には無縁法界万霊塔(S60年)がある
小滝を左から越えて、宗教施設から20分ほどで滝つぼに着くが、直前の岩場はロープと梯子を伝う。ハナミズキはあと一歩のところでドボンしてしまった。滝つぼ手前に 石碑無縁法界万霊塔(S60年建立)が立つ。石碑を回り込むと眼前に滝が現れる。落差は30mはあろうか、水量も豊富で見事な眺めである。


百間滝

現在、付近の山は工事中で、立入りには注意が必要です。
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*本記録は2003.4.13のものですが、16年後の2019.12.15に訪れた川西市のNさんの報告では、宗教施設わきの林道は土砂や倒木で埋まってしまっており、谷に入り込むのに難渋した。ゲートはなくなっていたが、鉄板の橋は確認できた。岩壁が崩壊して道はなく、流れを遡って滝に到達できたのことでした。泡立った生活臭のある流れではなく、清流の滝に感動したとのことでした。健脚、藪山好みだけが味わえる滝、一般ハイカーには危険です。(2019.12.28記)

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