宝塚 馳渡山
更新2020.6.10/2003.12.10やまぼうし
■山名:馳渡山(289.5m)
■場所:宝塚市 2.5万武田尾
■日時:2003.12.1(木) 天気 雲り
■同行:単独
■コース
武田尾駅13:50→馳渡山14:25〜30→大岩稲荷分岐15:05→三角点15:20→5叉路15:25〜40→大岩稲荷16:10→武田尾駅16:30
Route Mapはここ(改定)
宝塚の奥座敷、紅葉の西谷を歩く。武田尾から馳渡山(かけわたり)を経て僧川沿いの大岩稲荷へ下りる。このコースは2回目だが、先日の川下川ダム迷走を検証する。

*本コースは、堰堤工事及び新名神高速道路工事のため途中通行不能となっています(2012.3現在)


稜線上からの馳渡山
「武田尾」
今年はやはり紅葉がぱっとしない。駅前通りのかえで並木も紅葉しないまま落ちている葉が目立つ。出足が遅いので、廃線跡ハイカーがもうお帰りだ。温泉橋の少し先の古井戸ポンプからヤブに入ると、えっと思うぐらい明瞭な道がある。(*堰堤工事で通行不能です(2013年))杉、桧の植林帯の中をジグザグに急登していく。落葉が降り積もり、滑る。倒木が多い。一汗かくと雑木の稜線に出る。葉を落とした雑木の隙間からよみうりCCの森や大峰山が覗く。

取付きの古井戸(堰堤工事で閉鎖)

倒木の林を急登
「馳渡山」
 分岐を左にとり薄暗い林を南西に進む。ここも倒木が多く、踏跡も薄いのでうっかりすると道を誤る。平坦な林なのでどこがピークかわかりにくいのは検見山に似ている。背の高い雑木林の中に馳渡山の三角点があった。じめっとして薄暗く長居無用だ。

馳渡山三角点
分岐に戻り北に進むとザレ場に出て北西の展望が開ける。鏑射山、大岩岳、羽束山が見える。ここからは明るい稜線歩きになるが、湿地が多くぬかるみに足をとられる。

雑木の道を行く

ザレ場(背後は馳渡山)

ザレ場から北西の展望
「三角点」
 道は地形図の分岐より手前で、大岩稲荷方面と242三角点に分かれる。左の稜線を行く。小ピークには日本道路公団の水準点が設置してあった。ここは第2名神の通過点だ。次のピークが三角点(点名武田尾)で、砂地の上に2段になっている。

点名 武田尾
「川下川ダム分岐」
 ぬかるみを下り、先日の4叉路に出た。迷走の原因は、実は5叉路で、もう1本川下川ダムへ下る道があったのである。ダムへの立入禁止アナウンスが始まった。前回もそうだったが、この付近を通りかかると自動的に放送されるのであろうか。ここから湖畔までは300m以上はあるし、林の中でダムを見ることも出来ない。不思議だ?
「大岩稲荷へ」(閉鎖 通行不能)
 大岩稲荷へはこの5叉路を右下(南東)の暗い谷間に下りていく。途中から道が川となる。雨のたびに川となり、道の真ん中がえぐれてしまっている。運動靴やスニーカーでは歩けない。

大岩稲荷への道(右)

崩れた川を渡る
やがて水音が大きくなり、本流が現れる。崖っぷちで行き止まりになる。下は高さ2mぐらいの深い谷川だ。昔は橋があったのかも知れない。崖を伝って、川底に降り、流れの浅いところを選んで渡り、対岸に這い上がる。
再び、崖っぷちで今度は支流の合流点だ。こちらも水量が多かったら危険だ。やはり橋が落ちたのかも知れない。緊張の連続で、地形図の分岐は見過ごしてしまった。

取付き(進入禁止テープ)(通行遮断)

大岩稲荷
傾斜も緩み、流れを右に見て下ると民家の横に出た。進入禁止のビニール紐を張ってある。この道は流れを渡る橋もなく、水量が多いときは危険である。岩谷橋を渡り車道に飛び出した。大岩稲荷には一本だけ見事な紅葉があった。僧川に沿って車道を武田尾駅まで歩く。

僧川渓谷

武田尾 僧川河口

武田尾駅と馳渡山 2005.5.20

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