行者山東観峰の初日の出
更新 2004.1.11やまぼうし
■山名:行者山415m、東観峰383
■場所:宝塚 2.5万宝塚
■日時:2004.1.1
■同行:ゴルゴさん、ハナミズキ
■コース
自宅(逆瀬台)→若瀬橋→ゆずり葉散策路→西山堰堤→行者山東観峰(初日の出)→青葉台→自宅
Route Mapはここ  
町内のゴルゴさんに誘われて、裏山の行者山へ初日の出登山する。ゆずり葉コミュニティーの皆さんにより自然観察の散策路が整備されて、老若男女誰でもが手軽に登れるようになった。
宝塚市内では中山が初日の出登山で有名であるが、ここも眼下に宝塚市街をはじめ、大阪、阪神平野をおさめ、正面から初日の出を拝むことが出来る絶好のポイントである。

東観峰からの展望

朝6時に逆瀬川の支流の白瀬川にかかる若瀬橋で待ち合わせ、ヘッドランプで足元を照らしながら散策路を登り始める(西逆瀬台口)。昼間と違い、林の中の小道は注意しないと迷いそうである。ゆずり葉ピークを右に見て、西山堰堤の山側に下りる。ここから山に取付くが、ジグザグの急登で、滑りやすい。危険なところには4箇所も補助ロープが取り付けられ助かる。

黎明の甲山
空が薄明るくなってきた。標高300m付近から南側の展望が開けだす。甲山が黎明に浮かび上がる。逆瀬台小学校、青葉台への分岐のある頂部にたどり着く。薄暗い林を抜けると高台に飛び出し、ぱっと周囲の展望が開ける。
行者山の東に位置する名もなきこのピークが絶好の展望所で、最近、公募により行者山東観峰(383m)と名付けられた。眼下に宝塚、伊丹、川西、尼崎などの阪神平野や大阪市街を治め、遠く大阪湾を望む。山に目を転じれば、東には生駒山、葛城山、金剛山、西には甲山、樫ケ峰、ゴロゴロ岳、六甲最高峰、大平山など東六甲の山並みが、北は中山連山、能勢妙見山、五月山等箕面の山々が一望である。阪神間NO.1の展望地といってよい。。行者山の本峰(415m)は立ち木に囲まれ展望はない。

日の出を待つ

東観峰

山頂にはポストが設置され、周辺の案内地図や記帳ノートがある。2004年のトップにゴルゴさん、2番やまぼうし、3番ハナミズキが記帳する。光が丘方面からも何人かが登ってきて、総勢10名がここでご来光を待つ。

初日の出
7時を回り、生駒山の上がうっすらと赤く染まる。やがて雲間から真っ赤な太陽が昇りだす。感激の一瞬だ。登山者の顔も赤く染まる。今年の無病息災と山歩きの安全を祈る。デジカメのシャッターを何回も押す。太陽が白く輝き始める頃、ハナミズキ持参の甘酒で乾杯する。近くのハイカーにもおすそ分けする。

青葉台への道

小林堰堤
下山は整備されてからはじめての青葉台コースを歩くことにする。逆瀬台小学校への分岐をすぎて、急激なガレ場を下る。真新しい長いロープが2箇所にかけてある。年配の方にはちょっと危険かも知れない。小林堰堤の横に下りてきた。すぐに青葉台住宅への出口だが、施錠したゲートがある。横に回ってガードレールを跨ぐ。往復2時間あまり、上り下りがハードだが変化のある散策路と言える。8時半自宅に帰り、お雑煮を戴く。穏やかな新年である。

行者山東観峰全景

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