六甲山 ロックガーデンから魚屋道
作成 ハナミズキ 04.2.24
◆山名 六甲山 931m
◆日時 2004年2月18日(水)晴れ
◆メンバー コープ山の会 21名
◆行程
阪急芦屋川09:00→山芦屋公園09:15〜40→高座の滝10:10〜20→ロックガーデン10:35〜40→風吹岩11:05〜15→水飲み場11:50〜 12:00→雨ケ峠12:15→本庄橋跡12:40〜13:00→七曲り→一軒茶屋14:15→最高峰→一軒茶屋14:45→有馬15:50→有馬発宝塚行き(バス)16:17→宝塚17:10
Root Map1 Root Map2
阪急芦屋川からロックガーデンを経由して六甲最高峰に上り、魚屋道を有馬温泉に下りる。六甲の代表的、最人気コースを踏破し、満足感一杯の一日となる。 |
月一度の例会は素晴らしい天気に恵まれ、山芦屋公園での点呼、地図配布、行程説明、準備体操のあといよいよ登山開始。高座の滝までの道は登りとはいえ皆元気一杯で、おしゃべりをしながら楽しく歩く。
芦屋川集合
出発
高座の滝で最初の休憩。すでにベンチは人で埋まり、それぞれに談笑している。ビールを脇に置き、ほら貝を吹いている男性に皆の注目が集まり、それに気を良くしたのかブーブーと吹き鳴らし楽しませてくれる。滝の近くでウグイスの初音を耳にする。
滝の茶屋
いよいよロックガーデン。先頭のリーダーはリズミカルに楽々と登っていくが、後の者は必死によじ登る。振り返ると鷹尾山が眼下に、また市街地は白っぽく霞んでいる。仲間の一人が足に変調をきたしだいぶ遅れてしまう。風吹岩で二回目の休憩。真っ青な空に吸い込まれそうだが、資材をぶら下げたヘリコプターがうるさく飛び回っている。
ロックガーデン |
風吹岩 |
ロックガーデンをあとに、芦屋カントリークラブの道を横切り、しばらくはクマザサの中にイノシシよけのトタン板が続く道を進む。まだ皆元気で、前後の人と世間話をしながら歩く。所々にぬかるみがあり、靴がどんどん重くなる。クラブハウスを右に見ながら行くと、水飲み場のある広場に到着。ここで、三度目の休憩。昼食はもう少し登ってからという事なのでバナナなどを食べる。いくら暖かい日和とはいえ季節は二月。日陰の多い広場にじっとしていると、背中がゾクゾクしてくる。
イノシシよけ
ぬかるみの多い雨ヶ峠を通過する。リーダーから「イノシシがいるので静かに歩くように。」との伝言が届く。みると右手奥に、茶色の大きな尻が遠ざかっていく。二本の大きなモミの木のある本庄橋跡で昼食。本庄橋と彫られた長い石はかつて橋だったそう。にぎやかにくつろいだ時を過ごす。
本庄橋跡で昼食 |
七曲り入口で、ロックガーデンから足の不調を訴えていたYさんがとうとうリタイア。サブリーダーに付き添われ、土樋割峠から芦有道路のバス停へと下山する。みな不安気に見送り、他人事とは思えず口数も少なくなり、黙々と足を運ぶ。途中の休憩でもみな足のストレッチを入念にして完歩をめざす。重機がはいり、木を伐採しているところを通りかかる。ガードマンに聞くと「鉄塔の資材置き場を造っている。」と言う。芽吹きの季節を前に、ばっさりと切られた切り株はなんとも痛々しい。
一軒茶屋
最高峰
人の声と車の音が聞こえ始め、一軒茶屋に到着。希望者で最高峰に向かう。真っ青な空に電波塔がくっきりと聳えそれはそれはすばらしい。下界はあいかわらずの春霞。これから先は下りだけ・・・と思うと元気になる。(足への負担は下山のほうが大きいということですが。)
魚屋道を下りる
ここでサブリーダーも追いつき、石詰めの魚屋道を下る。如月の木漏れ日はやさしく、気持ちの良い疲れと満足感とともに終点有馬温泉に到着。ストレッチをして解散。皆さんお疲れさまでした。
路地奥に 湯煙上がり 梅の花 ハナミズキ
おわり