甲山 西宮ゴルフ場から五ヶ池
更新2019.4.29/2004.3.7 やまぼうし
■山名:甲山(309.2m)
■場所:西宮 2.5万宝塚
■日時:2004.2.20(金)天気 晴れ
■同行:なし
■コース
西宮ゴルフ場前→林道→展望岩→五ヶ池→甲山北麓→仁川河原→渡河→ゴルフ場境界→林道→西宮ゴルフ場前
Route Mapはここ
宝塚ゆずり葉台から甲山への道を探索する。五ヶ池展望台巨岩からの展望は甲山随一である。

展望岩と甲山

西宮ゴルフ場入口の目の前から林道が甲山方向に伸びている。入口にはゲートがあり、車は進入できない。2車線は取れそうな幅があるこの道は、西宮ゴルフ場と宝塚ゴルフ場の境界となっているようである。ゴルファーの歓声が響く。

西宮ゴルフ場前の林道

林道からの取付き
500mほど進み、大きくカーブする右手に手製の古い道標があり、北山ダム/五ヶ池と書かれている。ここから分岐して雑木の小道にはいる。(*このまま林道を直進すると、終点から五ヶ池のほとりに至る)。すぐに左右の分岐になるが左手にとる。(右手はゴルフ場のフェンス沿いに仁川河原沿いに下りる)。また分岐だが、右手の南方向へ。(左手は五ヶ池方面)。そのまま下ると仁川河原に下りるが途中から左手の岩場を目指す。このあたり枝道がたくさんあるが迷っても知れているから元に戻ればいい。

ゴルフ場側から見た展望岩
行く手の高台に大きな岩が見えてきた。直径5mほどの数個の丸い岩がピークを作っている。天狗が空から山頂に置いたのではないかと思われるような巨岩だ。自然の造形に畏怖を覚える。3箇所ほどあるピークの一番高い岩によじ登る(標高210m)。絶景である。北側はゴロゴロ岳、観音山、大平山、樫ケ峰、岩倉山など六甲連山が、南は甲山が覆いかぶさり、阪神平野の市街地が覗く。眼下には仁川の流れと五ヶ池、テニスコートが見える。
展望岩から東六甲方面
隣の岩に、天狗と見まごうご老人が、三毛猫2匹をつれている。聞けば、1年365日ここへ登ってくるのが日課で、猫は野良猫の親子で、自分が仁川で釣った魚を与えながら育ててきたのだと言う。ここに来ると猫が寄ってくるようだ。奇特な方もおられるものだ。

頂上の巨岩
しばし景色を楽しみ、五ヶ池方向にのびる稜線を下る。砂礫の小道はずるずる滑る。破れたフェンスに行き当たる。古ぼけた大きな看板から、ここから先は、アスレチックの敷地であることが分かる。今はもう営業していないが、所々に丸太の階段が残っている。観覧スタンド付のキャンプファイア跡地を通り車道に下りる。
展望岩から五ヶ池方面
小さな子供づれの家族に道を訪ねられ、また展望岩まで往復することになった。途中で道を誤り、アスレチックの外側を大きく迂回してしまった。しまったと思ったが、こちらが本来の道だ。

アスレチック跡

仁川渡河地点
甲山青年の家から、甲山北麓の道を北山ダムを目指す。先日のゆずり葉台の落書きポイントから仁川河原に下りる。幅10mほどの流れに置石が点々とあり、対岸が広場となっている。増水したら置石は水没する。対岸の小道を仁川に沿って遡ると西宮ゴルフ場で立入り禁止となるが、心配ご無用。階段つきの道が山を登り、やがてゴルフ場のフェンス沿いにスタート地点の林道に戻った。鶯の初音を聞く。

林道を直進すると五ヶ池に出る(2004.2.20)

2019.4.29現在
*五ヶ池の湖畔はブッシュとなっており、縁を通行することはできない(2019.4.29)

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