千丈寺山 (北浦〜上青野)
更新2004.3.23やまぼうし
■山名:千丈寺山(589.6m)
■場所:三田 2.5万藍本
■日時:2004.3.21(日)天気 うす曇
■同行:ハナミズキ
■コース
北浦天満宮1010→展望岩1040→前山1130→千丈寺山三角点1155〜1225→北峰1245→峠1320→上青野1345
Route Mapはここ
ポピュラーな北浦からの縦走コースを歩く。冬枯れの雑木も芽吹きはじめ、早くもミツバツツジ、アセビ、タムシバが咲く。

青野ダムからの千丈寺山

「北浦取付き」
千丈寺湖西北端の大堰橋を渡り、テニスコートのある下青野公園に駐車する。取付きの北浦天満宮までは少し距離があるが、縦走後の帰りを考えるとこの場所がいい。青久寺と362P峰を左に見て旧道を20分で天満宮(標高210m)に着く。お参りして、右手から山に向かう。テープが張られ、10/1〜11/30は松茸山入山禁止とある。すぐに堰堤(260m)に突き当たるが、赤テープに従い右手から乗り越える。堰堤から僅かに千丈寺湖が覗く。ロープの助けを借りて尾根筋に取り付く。露岩の点在する小松の尾根をずるずる滑りながら急登する。振り返ると、眼下に千丈寺湖が広がる。

展望岩

芽吹くミツバツツジ
「アプローチ」
標高350m地点に大きな単独岩がある。ここからは南側180度の展望が開け、小休止するのに丁度いい。うす曇のお陰で、有馬富士、金毘羅山、六甲連山、オッコ、メッコ、虚空蔵山、清水寺などが逆光にならず良く見える。雑木が芽吹き始め、日当たりの南斜面にはもうミツバツツジが咲いている。しばらくミツバツツジの群生地帯を上る。傾斜が緩み、雑木林に入る。

展望岩から千丈寺湖の展望
390m付近で左から上ってくる踏跡道が合流する。362P峰からの道かも知れない。千丈寺山まで1時間の手製表示板を見て、小ピーク440mで小休止する。前山と勘違いする。尾根道を少し下ると、所々ザレ地になっていて東が開ける。大船山、羽束山、有馬富士が視界に入る。前方に前山千丈寺の主峰が顔を出す。

千丈寺山が顔を出す
左からの踏跡道が合流する。おそらく感神社からと思われる。このあたりは尾根道を挟んで両脇に松茸山境界の青、白の汚らしいビニール紐が延々と続く。なんとも興ざめだ。前山の登りに掛かると思いきや、右を巻いて通過する。やっとビニール紐がなくなった。10年前、緑風台住宅地からヤブ漕ぎして到達したポイントを通過する。
「千丈寺山三角点」
本峰への急登が始まる。息が上がる。分岐がありどちらも頂上へいけるが、右手の巻き道を選ぶ。露岩の上に出た。再び南東方向の展望が開ける。ピンクリボンが露岩を下っていくが、これは緑風台へ降りる道だ。かなり激下りだったことを思い出す。
登り返すと、先ほどの直進道に合流した。雑木を歩くこと僅かで三角点589.6mに到達する。一等三角点だが、標識が朽ち折れて、針金で縛り付けてある。あたりに沢山の山名プレートが掛かっているが、ヤブ漕ぎ会が2枚もある。天下の千丈寺山をヤブ山にしてしまっては可哀想だ。

ピークの磐座で

一等三角点
モミの大木に囲まれたピークの磐座で大休止する。少し先の岩場から、北側の展望が広がる。多紀アルプスの西ヶ岳、御嶽、小金嶽、近くは峰ヶ畑、三国嶽、大野山、高岳、はるかに剣尾山、半国山が、東は大船山から猪名川、箕面方面の山々が連なる。西に振れば播州の山々も見えるが、勉強不足で山名が分かっていない。

山頂岩場からの展望
「千丈寺山北峰」
展望を楽しみ、北峰への明るい尾根筋を辿る。北峰直下に、石積みの大きな祠(松住権現)があり、その前に焚き火を囲むように車座に丸太が設えてある。礼拝行事でもしているのであろうか、掃除用具まで置いてあるが、ペットボトルが投げ捨てられているのはいただけない。乙原からはここへ上って来るようだ。アセビが白い花を付けている。570mピークへはコナラ、リョウブ、ソヨゴ、ヒサカキの雑木の中の踏跡道となる。フラットでどこがピークか良く分からない。少し下ると稜線の北端に達し、目の前がぱっと開けた。

山頂の岩場

北峰直下の祠(松住権現)
「峠道へ」
北斜面が大きく伐採され、眼下にこれから下る東西の谷が覗く。伐採地の左右にテープがあるが、上青野に近い左の稜線を選ぶ。靴の紐を締めなおし、一気に伐採境界を下る。かなりの急勾配でつま先が痛い。前方にタムシバの白い花を発見する。途中の大岩の近くに左への分岐があった。うっかり通り過ぎてしまいそうだ。手製の小さな落書きで、青野は左へとある。

北斜面の伐採地
殆ど歩かれていないような踏跡が谷に下りる。薄暗くあまり気持ちのいい道ではないが、明らかに峠に向かっている。乙原と青野を結ぶ峠に降り立つ(370m)。分岐には古いテープと錆付いた表示板がぶら下がっているが、文字は消え落ちている。山頂には沢山のプレートがあるが、こういう所にプレートが必要だろう。
「上青野」
上青野方向に石ころ道を下りる。落葉に隠れた小岩や石ころに足をとられる。鶯の谷渡りをまじかに聞く。警戒されているようだ。やがて舗装の道路となるが、このあたりは造成地跡のようだ。里山とは不似合いなプレハブ住宅地に下りてきた。上青野口バス停が近い。待ち時間が相当あるので、約2kmの車道を下青野公園駐車場まで歩くことにする。

感神社

千丈寺山大権現遥拝所
途中、スサノオを祀る感神社に参拝する。古色蒼然とした舞台と千丈寺山大権現遥拝碑が立つ。参道横から奥の杉林に向かって道が伸びているが、おそらく前山手前で合流してきた道であろう。駐車場に戻ってきた。著名な山の割りに、誰一人会うこともない静かな山歩きであった。
休日の出会ふ人なき芽吹き山   ハナミズキ
関連リンク
1.1994.1.9緑風台から南尾根
2.2005.9.14初秋の千丈寺山


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