六甲 阪急仁川〜甲山〜阪急甲陽園
作成 2004.10.17 ハナミズキ
◆日時:2004.10.13(水) 晴れ
◆場所:西宮市 2.5万宝塚
◆同行:コープ山の会 23名
◆コース
阪急仁川駅0935→五ヶ池1050→仁川河原1125〜1220→甲山山頂1250〜1310→神呪寺1320〜1340→阪急甲陽園駅1430
Route Mapはここ
甲山と神呪寺(88霊場巡りから) |
さわやかな秋晴れのもと、身近なコースをのんびりと歩く。早い時刻の解散となり、その後、リーダーとサブリーダーを囲みお好み焼き屋で楽しいひと時を過ごす。
「阪急仁川駅から五ヶ池」
震災後新しくなった阪急仁川駅に初めて降りる。踏み切りを渡り、仁川右岸を歩く。家々の庭に植えられているモクセイの香りがすがすがしい。仁川にはヨシやオギが茂り、水の流れは見えない。一番西側の「ゆりのばし」を渡り、住宅路の坂を上る。遺跡のある展望所の辺りには可愛らしい家が立ち並び、以前とすっかり変わっている。
仁川と甲山 |
「阪急仁川自然植物園」(閉鎖)から少し行った左側の駐車場でミーティングと準備体操をする。先日、有志で行った籾糠山の民宿で「松茸の土瓶蒸し」が出たとか出ないとかの話に盛り上がる。「五ヶ池ピクニックロード」を行くと、ジョギング中の人達とすれ違う。みな半袖、短パンで元気はつらつ。テニスクラブの賑やかさと対照的に五ヶ池はひっそりしている。白い大きな鳥が遠くの松に止まっている。
仁川植物園(閉鎖) |
ピクニックロードを行く |
「五ヶ池から仁川河原」
テニスコートでプレー中の人達を横目で見ながら進むと、左前方に背の高い雑草に覆われたピクニックセンターが見えてくる。以前は子供達が浅い流れの河原で遊んでいたが今は閉鎖されているとか。甲山橋手前から右の山道に入る。途中何箇所も分かれ道があるが、表示板は何もない。
五ヶ池 |
仁川左岸 |
コナラに囲まれた仁川河原にでる。ここで昼食を摂る。昼食後、リーダーからこれからの季節に多い「ハチ」による被害について講義を受ける。要約すると
@手で追い払ったりせず、さっさと逃げて刺戟しないこと。
A黒い服装は避ける。勿論黒い帽子もダメ。
B化粧の匂いに反応するので、山での厚化粧は避けること。
C家庭用殺虫剤を持ち歩くこと。ハチはこれに弱い。
D刺されてしまったら水で洗い毒を絞り出す。そして抗ヒスタミン剤をつけること。
E一度でも被害にあった人が再び刺されると命にかかわることがある。
先月ハチに刺されお亡くなりになった六甲「一軒茶屋」のご主人も以前被害にあっていたとのこと。皆でハチの怖さを再確認する。
「仁川河原から甲山山頂、阪急甲陽園駅」
飛び石伝いに仁川を渡りいよいよ甲山の上りになる。バシャーと大きな水音がして前を行くRさんが流れに尻餅をつく。足を置いた石が動いたらしい。上りは思った以上の急登だが、甲山の高さを知っているので怖くはない。
仁川を渡る |
ミツバツツジの幹に掴まりながらゆっくりと上る。ほどなく見慣れた頂上が現れる。木々に視界を遮られ相変わらず見通しが悪いが、真っ青な空が豊かに広がり、フワフワと綿毛が飛んでいる。5、6組のハイカーが木陰で休んでいる。しばらく休憩し神呪寺への階段状の道を下りる。途中、背広姿の男性2人とすれ違う。山に背広姿は似合わないが・・・。
甲山頂上 |
三角点309m |
神呪寺から野仏を巡りながら阪急甲陽園駅まで歩く。振り返ると塩害で茶色くなった甲山がどっしりと構えている。
神呪寺境内 |
野仏 |
今日は全員楽勝で、歩き足らないメンバーは阪急夙川駅まで歩く。秋天のもと、身近なコースをのんびりと歩くのもなかなか良いもの。久しぶりに甲山に上り、かつて子供達と上ったことなどをなつかしく思い出す一日となり、満足!満足!
野仏の顔仄かなり糸すすき ハナミズキ
☆トップへ戻る