宝塚 少年自然の家周辺を歩く
改定2016.9.22/作成2005.5.8やまぼうし
■行先:宝塚少年自然の家周辺
    猪ノ倉山(362m)
、点名法泉寺(254.3m)、点名波豆川(389.3m)
■場所:宝塚市大原野 地形図2.5万 武田尾、木津
■日時:2005.5.3()7() 晴れ
■同行:ハナミズキ
■コース
宝塚少年自然の家駐車場→点名法泉寺254P→最高峰276P→市道→猪ノ倉山362P→点名波豆川389P→市道→最高峰西麓→宝塚少年自然の家駐車場
Route Mapはこちら  猪ノ倉山遊歩道マップ

宝塚少年自然の家からの展望(左から布見ヶ岳、千刈ダム、向山)
宝塚少年自然の家一帯の雑木林は、兵庫県や宝塚市により広範囲に伐採整備され、遊歩道が出来ている。2度にわたって周辺の山々を散策した。里山の自然観察に、また家族連れのハイキングに適切である。
「少年自然の家」
 5月連休は近場の探索に決め込む。宝塚少年自然の家は学校教育キャンプ場として宝塚市が管理していたが、民間委託と同時に一般市民に開放された。自然観察に、バーベキューになかなか良い所だ。

宝塚少年自然の家

玄関口
連休の駐車場はまばらだった。入場は無料である。玄関を入ると、係りのお姉さんがさっと現れて、地図で園内を説明するなかなかのサービス振りである。持参の2.5万地形図で周辺の様子を訪ねる。園内に三角点があることはご存知ないらしい。そこはアスレチック広場の頂上で「らくらく山荘」がある位置であることが分かった。
「点名法泉寺」
 園内に入り、アスレチック入口看板から小山に取り付く。踏跡程度の道が登っている。現れたアスレチック用の梯子や階段はパスしたが、最後は20mほどのロープを使ってガレ場を登る羽目に。目の前に「らくらく山荘」の展望小屋があり、その周辺を探ると測量棒の下に4等三角点 点名法泉寺254.3mがあった。

点名法泉寺三角点

らくらく山荘から千刈ダムを望む
周りの木々の葉が茂ってきたが、小屋からの展望は意外であった。南に、六甲、布見ヶ岳、千刈ダムを挟んで向山、たかつこ山、羽束山が、北に目を転ずると烏ヶ岳、大船山、寺山が見える。
「最高峰」
 得した気分で自然林の細い道を「松尾湿原」に下る。炭焼き窯から広場を横切り、最高峰の道標にしたがって高台に出る。あたりの雑木はスカスカに伐採され、見通しが良い。山道も整備されて遊歩道になり、道端に伐採された木々や枝が積み込まれ、分岐には真新しい道標が作られている。数年前のあやしい藪道とは様変わりである。

最高峰への階段

最高峰
丸木の階段を上り、最高峰の看板を過ぎてもまだ上っている。地形図の276Pは最高峰表示から100mほど奥にあった。先ほどの三角点からの展望とほとんど変わらないが、千刈ダムを含めて西谷の山々を北から展望できる貴重なポイントだ。
「点名波豆川と猪ノ倉山」
 少し戻って道標に従い北を走る市道に下りる。市道は大原野と木器を結ぶ。道を横切り、正面の山に遊歩道がつづく。この辺りは兵庫県住宅供給公社の看板がかかっている。バブル時、一帯を買い占めたようだ。今は少年の家と同様、痛々しいばかりに木々が伐採され、その中を遊歩道が登っている。切り株には通し番号が打たれている。荒廃のままにして置くよりは里山として手入れすることは結構なことだ。

無名峰(猪ノ倉山)への道

鋭峰の寺山
自然の家最高峰を背に、階段と砂地の遊歩道がつづく。ベンチが随所にある。標高320m付近で、東に下る分岐があり、道標には頂上150m、市道へ600mとある。この切り開きからは北側の展望が広がる。今井岳、三蔵山、その向うに能勢妙見山、三草山、能勢竜王山、高岳、大船山が、一際目立つのが寺山の鋭峰だ。
急坂を登ると、なだらかな頂部360mに出てきた。ここまできたら三角点 点名波豆川を訪ねないわけにはいかない。遊歩道は南にカーブして頂上を過ぎ、市道に下りてしまう。ハナミズキを置いて、GPSを頼りにひとりヤブに突っ込む。

ヤブへ入る

点名波豆川三角点
北へ北へと500m行けば到達できそうである。ヤブといっても疎らな雑木林なので、横枝を払いのけながら慎重に進めば問題はない。一度下って、ゆるくのぼり返したところに測量棒と共に三角点389.3mがあった。比較的新しい木柱標示には一等三角点と書いてある。これは大発見だと喜んだものの、帰宅後確認すると三等ではないか。堂々たる間違いである、あるいはいたずらか。三角点の東西方向にヤブの薄いところがあるので、アプローチは別にありそうである。

猪ノ倉山頂上362m

市道へ下るジグザグ道
一等三角点を発見した興奮でルンルン気分で元に戻る。ベンチやテーブルが数台ある頂上近くに基準点が埋め込まれている。国土地理院地形図には載っていないが、猪ノ倉山(362m)ということが後でわかった。近くに猪ノ倉峠がある。西方に羽束山が大きく迫って見える。正面に西谷憩いの家や天狗松、竜王山、古宝山等の山々を見ながら、遊歩道はジグザグに市道に下りてきた。
「少年の家へ」
 市道に降り立つと、少年の家への道標がある。自然の家最高峰の西を取り巻くように歩くこと15分で正門に戻ってきた。田んぼには水が張られ、もう田植えが始まっている。蛙の合唱が賑やかである。

宝塚少年自然の家バス停から天狗松と竜王山(右)

切 り 株 に 通 し 番 号 若 葉 風     ハナミズキ

なお、日を改めて周囲を探索した。その結果をRoute Mapに示したので参照ください。

*宝塚少年自然の家は2008年「宝塚自然の家」に改称されました。

*宝塚自然の家は改装のため2016年3月末で休所、2018年オープンの予定です。詳細はこちら


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