大阪 日本一低い三角点 天保山
作成 2005.9.3やまぼうし
■行先:天保山(4.5m
■場所:大阪市港区  2.5万 大阪西南部
■日時:2005.9.2() 晴れ
■同行:なし
■コース
地下鉄大阪港駅→天保山公園→三角点(4.5m)→海遊館→地下鉄大阪港駅
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「日本一」
二等三角点標石をもつ天保山(てんぽうざん)は、国土地理院発行の25000分の1地形図に記載されている山の中で日本一、標高の低い山として知られている。
低山愛好家としてはここを訪れないわけには行かない。遅まきながら、三角点および周辺をぶらり散歩する。
「天保山公園」
地下鉄中央線の大阪港駅で下車し、2号出口をまっすぐ北北西に向かうと行き止まりが天保山公園になっている。公園入口両脇の防潮堤防には広重等による江戸期の天保山舟遊びを描いた浮世絵が陶板に写されてはめ込まれている。公園内の高台に三角点があると思ったが、そこは展望ベンチとなっていた。ほとんど一周して、やっと明治天皇行幸記念碑の下に見つける

天保山公園入口

三角点
緯度経度を記した金属板とコンクリートに囲まれ2等三角点が敷石のごとく埋まっている。ここは安治川をまたぐ阪神高速陸橋の下に近く、公園のすぐ下が渡船場(無料)となっている。

渡船場

陶板画
明治44年設置だそうで、もともとは河口をしゅんせつした際、その土砂を河口に積み上げて作られた人工の山であり、当時は20mほどの高さがあり、大坂の港に入る船にとって目印となっていたとのこと。
「海遊館」
隣の天保山ハーバービレッジには、世界最大級の水族館の海遊館を中心に、地上100mを越す大観覧車、マーケットプレース、サントリーミュージアムなどがある。USJにお株を奪われてしまったためか、または夏休みが終わったばかりのためか、あまり人出はない。大阪港クルージング観光船サンタマリア号のお客もまばらであった。

海遊館

大観覧車
帰途、天保山登山認定書が発行されている「山小屋」という喫茶店を訪ねたが、本日休業であった。天保山マーケットプレースに移転していると聞く。
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