北摂 大岩岳・東大岩岳
UP2024.3.15/2006.1.15  ハナミズキ
◆日時:2006.1.11() 晴れ
◆場所:大岩岳・東大岩岳
    神戸・宝塚 2.5万地形図 武田尾

◆同行:コープ山の会27名
◆コース
JR宝塚駅0913→道場駅09200940→千刈ダム1020→大岩岳西ルート→前山1130一大岩岳(11551240)→東大岩岳1310→峠1335→鉄塔ルート→東山橋1500→道場駅1530(1543発の電車で宝塚へ)
Route Mapはここ

東大岩岳から見た大岩岳
新年初登山は穏やかな光に恵まれ、新入会の1名も加わり大人数の賑やかな登山となる。所々に雪が残り、ダム湖下は厚い氷で覆われ、石を投げても跳ね返されてしまう。大岩岳山頂では展望に恵まれ、葉を落とした木々が灰を被ったような色に見え、“山眠る”の季語そのままの風景を堪能する。

「凍てつく千刈ダム」
 道場駅前の広場で身支度を整え、暖かい光を背に受けなが千刈ダムへと向かう。浄水場を過ぎしばらく行くと、脇を流れる波豆川が薄く凍り付いている。

氷結の波豆川

凍てつく放水路
奥に進むにつれ氷の厚さが増し、鈍色に固まっている。石を拾い投げてみるが、するどい音をたて跳ね返されてしまう。ダム湖に流れ落ちる水もなく、周辺は静まり返っている。

前山、大岩岳は奥
「大岩岳」

 フェンスに掴まりながら山へ入る。落ち葉の香りがあたりを包む。所々に雪が残り、山道もしっとり濡れている。ヒサカキとヤブツバキの茂った中を上る。尾根に出ると左眼下に千刈水源池が現れ、寒々とした風景が広がっている。上るにつれ羽束山や大船山が前方に姿を現す。右前方に見える山が大岩岳と思っていたが、それは前山とわかりがっかり。

大岩岳直下の岩場

山頂
前山の頂上から谷を越えて目指す大岩岳が見えてくる。一度谷に下り、傾斜のきつい大きな岩をよじ登り大岩岳山頂に着く。狭い山頂を独占して昼食休憩をとる。

羽束山と大船山(右遠方)
「東大岩岳」
 サブリーダーが先頭になり東大岩岳へ向かう。急な下りのあとは倒木を潜ったり跨いだりしながら荒れた道を進む。北斜面には雪が残っている。大きな1枚岩を上りきると前方に馬の背が見えるが、足元は不安定で歩きにくい。鳥が食べないのか今までの寒さで汚い色になったウラジロノキの実が目に付く。

馬の背と東大岩岳
馬の背の先のピークで引き返し、同じ道を戻る。「峠」と表示のある所を左へ下り、東山橋へ向かう。丸山との分岐を過ぎるとなだらかな歩きやすい道となり、木漏れ日を浴びながら下る。融雪剤の撒かれた東山橋を渡り、道場駅までのんびりと歩き帰路に着く。

鉄塔ルートを下る

東山橋

山に入る色鮮やかな防寒着   ハナミズキ

大岩岳関連ページ
(1)宝塚西谷から大岩岳と丸山 2003.5.1
(2)大岩岳(東山橋ルート) 2004.6.10
(3)大岩岳 道場から武田尾へ 2004.9.19
(4)宝塚 丸山湿原から大岩岳 2006.9.14
(5)北摂 大岩岳2007.11.23


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