東六甲 岩倉山から光が丘へ
作成2006.4.25やまぼうし
■行先:宝塚 岩倉山(488.4m)  2.5万宝塚
■日時:2006.4.9() 晴
■同行:ハナミズキ
■コース
北逆瀬台口1350→東観峰1425→行者山1440→岩倉山1505→反射板1515→光が丘1610
 Route Mapはこちら

岩倉山反射板と光が丘尾根ルート(中央)
東六甲の岩倉山反射板から光が丘尾根ルートを探索する。昔は歩かれていたようで、荒れた林の中に広い踏跡道が猪谷口に続いていた。近くに30年住んでいたが、初めてのルートであった。

「行者山」
 古老から聞いていた、東六甲岩倉山から光が丘へのルートを探りたく、ぶらり行者山から取りつく。最も短時間で登れる、逆瀬台小横の北逆瀬台口(220m)から入る。配水タンクを回り、コンクリートの砂防壁に沿って急坂をあえぐと、眼下に甲山や阪神間の市街地が広がる。雑木林の中に入り、青葉台コース、さらに西逆瀬台コースと合流して、東観峰南テラスに出ると一気に展望が開ける。

行者山からの展望(東観峰と甲山)
展望の東観峰(383m)から行者山ピーク(415m)を経て、光が丘とゆずり葉台を結ぶ峠(370m)へ下る。詳細は060423行者山ページを参照。
「岩倉山」
六甲縦走路へ向かう上り坂の途中の標識を右折すると、岩倉山への近道である。斜面をトラバースするように、意外に広い道が続く。

六甲縦走路へ

岩倉山反射板
見上げるように、突然こげ茶色の大きなアンテナが現れる。阪急電車の無線通信用反射板で、見通し外通信に使われるものである。これは宝塚市内からも良く目立ち、岩倉山のシンボルともなっている。しかし、灯台もとくらしで、立ち木に囲まれていて、それほどの展望はない。

岩倉山三角点
六甲縦走路を横切り、岩倉山三角点(488.4m)のある祠にお参りする。縦走路を通るハイカーは、ほとんどこの山に気づかず宝塚塩尾寺に向かう。
「光が丘尾根ルート」
 反射板まで戻り、光が丘への下山路を探す。少し下ったところの左手に踏跡と黒いテープを発見する。方向的に間違いがない。透かしてみると、アカマツとコナラの荒れ果てた林の中、尾根伝いに広い踏跡道がついている。

光が丘尾根ルート

尾根途中から東観峰と甲山
ざれ地の急激な下り道はずるずると滑り、慎重を期す。倒木も多い。たまにテープがあるが、広い踏跡があるので迷うことはない。立ち木の間から、東観峰と甲山が覗いている。

倒木多く荒れた道

光が丘口へざれ場を下る
一気に300m付近まで下りると平坦な道となる。林の中に数本のヤマザクラが見える。クロモジが黄色い花をつけ、コバノミツバツツジはまだつぼみだ。

光が丘コース口
下のほうに猪谷が覗く。ざれ地の土手を駆け下りると、光が丘コースの登山口(230m)に出てきた。ここには大きなヤマザクラが1本花をつけている。振り返ってみるが、取りつきは分かりにくいので、簡単な目印テープをつけておく。地域の散策路としていずれ整備したいルートである。
*追記:光が丘コース口へ降りずにそのまま尾根を東進すると光が丘公園に下りることができる。さらに鉄塔18まで行くことができるが、なぜか県民局の立入り禁止看板がある。(2011.2.27)

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