2008.8.15  ハナミズキ
岡山県最高峰 後山(1345m)に登る

                 

◆日時:2008.7.31(金) くもり
◆山名:後山(1344.6m)
◆場所:岡山・兵庫県境 2.5万地形図 西河内
◆同行:マサヨシさん、サトミさん
兵庫県宍粟市と岡山県美作市の県境にある後山は兵庫県では第3位の高峰だが岡山県では最高峰。兵庫50山のひとつである。役行者によって開かれた修験の山として知られ、岡山県側にある行者本堂奥の院は現在も女人禁制である。兵庫県側の千種川支流の板馬見川に沿って林道の終点の登山口看板から、一般コース、行者コース、大甑山(おごしきやま、1095m)を回遊する。
◆コース 宝塚0600…山崎IC0720…登山口0925→行者コース→一般コースと合流1145→山頂(12001235)→平成之大馬鹿門碑1320→後山一般コースと合流1405→登山口1440…宝塚1830
Route Mapはここ
板馬見渓谷に沿う林道の終点まで車を乗り入れる。登山道には前日の豪雨で流されてきたのか杉の枯れ枝が積もっている。
避難小屋を過ぎ、不動の滝を見ながら丸太階段を登り、杉林の間の登山道を行く。
平成之大馬鹿門コースと後山一般コースの分岐にさしかかる。左側の後山一般コースへ進む。
しばらく行くと今度は一般コースと行者コースとの分岐があり、私たちは右側の行者コースを行く。
根曲がり竹を掻き分け急登する。修験の山らしく行場が所々にあり、独特の雰囲気がある。
一本のロープを頼りに傾斜のきつい岩場を登り、足場の悪い崖や湿った岩に悪戦苦闘する。尾根に出ると一般コースと合流しブナと根曲がり竹に包まれた登山道が山頂へと続く。
山頂からは先日登った三室山や日名倉山が望め、ブナの木陰で昼食をとる。さわやかな風に赤とんぼが群舞する。

後山頂上で

三室山
平成之大馬鹿門の碑の一つがある後山中腹の大甑山(おごしきやま、1095m)へと向かう。下山道はところどころ不明瞭でマサヨシさん「間違っているかもしれない。」と不安そうに言う。目を凝らすと向かいの空山の中腹にもう一つの平成之大馬鹿門の碑が見える。

平成之大馬鹿門の碑
碑は四角い大石を五段に重ねたものでなかなかりっぱである。このような山中に設置するにはヘリコプターを使わなくてはならずさぞかし大変だったことだろう。後山一般登山コースと合流し登山口へと下山する。
対となる門の遥けし夏薊  ハナミズキ

―その2―

撮影・編集   ハナミズキ

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