up 2010.2.8やまぼうし
六甲 有馬氷瀑 2010(その2)

有馬氷瀑〜紅葉谷〜最高峰〜魚屋道〜筆屋道〜有馬温泉

日時:2010.2.7(日) 晴れ
行先:神戸市有馬町 紅葉谷 「七曲滝」「百間滝」「似位滝」
    六甲最高峰(931m)
同行:トッキーズ2名
行程:有馬ロープウェイ駐車場0930→(林道)→湯槽谷分岐0950→七曲滝分岐1015→七曲滝(1025〜1040)→百間滝分岐1105→百間滝・似位滝(1120〜1130)→百間滝分岐1155→(紅葉谷)→極楽茶屋跡(1235〜1305)→六甲最高峰1350→一軒茶屋(1405〜1430)→(魚屋道)→筆屋道分岐1505→(筆屋道)→瑞宝寺1545→有馬温泉駅1610
地図はこちら
2010.1.15以来、再び氷結の新聞情報で、トッキーズ仲間と訪れる。突然の召集で都合がつかないメンバーが多く、参加は2名。朝方の降雪で、雪の氷瀑に期待する。3つの滝の写真を掲載する。雪の趣があるが、凍結度は60%ぐらいか。

七曲滝 2010.2.7

百間滝 2010.2.7

似位滝 2010.2.7
本文
「六甲最高峰へ」
前回はアイゼンは使わなかったが、今回は湯槽谷分岐からは凍結の雪道のため装着。スニーカースタイルのため途中で戻ってくるハイカーもある。

七曲滝分岐

百間滝分岐
3つの氷瀑を訪れたあと、百間滝から六甲最高峰をめざす。百間滝分岐からは若い女性の引率するYMCAの子ども達のグループと一緒になる。皆スニーカーの出で立ちで心配だが耐寒ハイキングで氷瀑へ行ったわけではなさそう。ただ下りは危険である。

紅葉谷

ブナ林
紅葉谷の上りは長くきついが日曜日とあって、団体が次々と行き交い、冬の六甲銀座のようである。積雪が深くなり、歩くと雪がきしむ。ブナ林が見えてくると、極楽茶屋は近い。極楽茶屋跡の雪原で遅い昼飯とする。汗がジャンバーを通して背中まで抜け、着替える。

極楽茶屋跡

六甲山頂広場
昼食後は除雪された車道を歩く。本来の縦走路は車道を縫うように雪の小山を上り下りするがもうアイゼンをはずしてしまった。

六甲最高峰

一軒茶屋前でそり遊びに興ずる子どもたち
最高峰ではいくつかのグループが車座で昼食を摂っている。風もなく穏やかで暖かい。大阪湾の展望も素晴らしく、遠く関空の橋げたまで見える。一軒茶屋前の斜面では子供達がそり遊びや雪ダルマ作りにはしゃいでいる。一軒茶屋で休憩後は魚屋道を下る。アイゼンなしの下りは緊張の連続で疲れる。
「筆屋道」

魚屋道を下る

筆屋道へ

展望デッキ
射場山690mの手前で、まだ歩いたことのない筆屋道を辿る。瑞宝寺谷を経て瑞宝寺に至る遊歩道が整備され「有馬温泉癒しの森」の案内板がある。筆屋道とは、江戸時代この辺りで筆の材になるに優れた竹と、鹿、狐、狸の毛が容易に入手できたからという。今でも有馬のお土産の一つになっている。木々には樹木名板がかかり、途中にべンチや北摂の山々が覗ける展望デッキもある。白髪岳、松尾山、とんがり山が同定できる。

瑞宝寺谷の大鼓滝

瑞宝寺山門
高さ10mほどの大鼓滝の下にでて瑞宝寺公園に至る。もう雪はない。このお寺はすでに廃寺で訪れる人もいないが、秋の紅葉の名所である。温泉街を下って有馬温泉駅まで20分であった。
★2014年8月の台風豪雨禍でロープウェイ有馬〜炭屋道分岐は通行不可(2017.1.31に開通予定)。七曲滝への道は崩落し迂回路で行けません。別ルート(熟練者向け)があるようです。詳細はこちらです。(2018.1現在)
関連ページ
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