UP 2017.2.19改定/2010.3.28 やまぼうし
西吉野 ひと目2万本 賀名生(あのう)梅林を歩く
■日時:2010.3.5(金) 晴
■場所:奈良県五條市西吉野町
     地形図 1:25000富貴
■参加:41名
■主催:シニア自然大学校環境科

賀名生梅林 口の千本からの景観(2010.3.5)
 近畿の梅林といえば、和歌山南部(みなべ)、兵庫綾部山、奈良月ヶ瀬が有名ですが奈良西吉野 賀名生(あのう)梅林も素晴らしいところです。五条市からR168を南下、紀ノ川支流の丹生川を遡った西吉野町賀名生(あのう)の里は南朝 後醍醐天皇の隠れ里でもあります。
標高200mから500mにかけての丘陵北面は霞か雲か、一面の梅花に覆われその数2万本、山腹に点在する民家とあいまって壮観だ。2月下旬に始まった開化は3月下旬まで山麓から上って行く。吉野の桜に対峙できるでしょう。梅の木は、鑑賞用ではなく食用の果実を採るためのもの。花は小さく、色は白かうすいピンクですが、香りと数の多さに圧倒されます。谷から山上まで標高差300mの周回路(梅生産農家の生活道路)6kmを歩きましたが、次々と変化する風景に感動、時を忘れてしまいます。
ルート
五条→(R168)→賀名生バス停→南朝史跡公園→梅林(口千本→ひと目万本→見返り千本→東雲千本→奥千本→西千本→口千本)→賀名生バス停

Route Map 梅林案内図

「梅林スケッチ」

梅林入口

口の千本

見返り千本を歩く

全山 白・ピンクに染める

ヒュウガミズキの黄色が引き立つ

農家のガレージで

奥千本への上り

紅梅

西の千本

東雲千本からの景観
「南朝史跡公園」
 梅林入口近くには南朝史跡公園があり、皇居跡や歴史民俗資料館があります。賀名生の里の環境が南朝の隠れ里になったことを知り、1300年代の後醍醐天皇の西吉野への行幸に思いをはせる。観梅ハイキングと歴史探訪の一日でした。

南朝の皇居跡

史跡公園

歴史資料館

梅の香匂う賀名生の里
2010.3.28 やまぼうし

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