UP 2010.10.25 やまぼうし
木曽駒ヶ岳 紅葉の千畳敷カール
 ■日時:2010.10.8(金) 晴
 ■行先:中央アルプス 木曽駒千畳敷カール
       2600〜2800m
 ■場所:長野県駒ヶ根市 2.5万地形図 木曾駒ヶ岳
 ■同行:
シニア自然大学生(団体)
ルート
国民宿舎すずらん荘0810〜しらび平0835〜(ロープウェイ)〜千畳敷カール駅0910〜遊歩道〜乗越浄土(1010〜1015)〜千畳敷カール駅1115

Route Map 


紅葉の千畳敷カール(ロープウェイ駅から) 2010.10.8
木曾駒ヶ岳千畳敷カールは約2万年前に氷河のゆったりした流れによって浸食され形成された」「カール」(半円形の窪地)で、畳1000枚敷いた広さがあることから「千畳敷カール」と呼ばれるようになった。今回は団体ツアーのため、各自、自由にカールや登山道を歩き、宝剣岳などの山岳の山肌と、カールとの特異な組み合わせなども良く理解しながら探索した。

すずらん荘大沼池からの宝剣岳(中央)
国民宿舎すずらん荘で早い朝食を済ませ、千畳敷カールには出迎えの伊那バス(臨時便)でロープウェイしらび平駅(1662m)へ向かう。道路が狭く、一般乗用車や観光バスは乗り入れできず、専用バスに乗り換えなければならない。カーブの多い山道を登り、しらび平からロープウエイに乗り換える。平日にもかかわらず観光客で一杯で、行列に並ぶ。900mあまりを数分で登りながら、山筋の紅葉に目を奪われている間も無く標高2612mの終点へ。気温10℃。

60人乗りのロープウェイ

錦に彩られた山肌(ロープウェイから)
ロープウェイ駅から千畳敷カール、宝剣岳の雄大な展望が広がる。晴れてはいるが、天候がめまぐるしく変わり、次々とガスがかかる。山肌のハイマツとナナカマドの紅葉が素晴らしい。左手の駒ヶ岳神社へ向い、遊歩道に入る。先行するハイカー、観光客の姿が延々と続く。

ロープウェイ駅から千畳敷カールの眺め
時間があるので、遊歩道から尾根上の乗越浄土(2860m)へ向かう。宝剣岳(2931m)までは時間的に無理があり、それなりの装備がいる。標高差200mを急登、さすがに3000mに近く、息が切れる。観光スタイルでは無理だろう。乗越浄土からは、眼下にカールを、宝剣岳の急峻な岩壁を望む。

宝剣岳

乗越浄土

乗越浄土途上から振返る千畳敷カール
絶好の天候に恵まれ寒さも感じることなく、中央アルプスの宝庫をゆっくり眺め、山筋から山頂に掛けて素晴らしい紅葉を楽しむことが出来た。

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