更新2018.3.25/2011.12.12やまぼうし
宝塚 秋色の行者山
日時:2011.12.3(土)/4(日) 曇時々晴
山名:行者山東観峰(383m)、行者山(415m)
    1/25000地形図 宝塚
同行:単独

<行者山東観峰2011.12.3>
行程:逆瀬台6丁目→北逆瀬台コース→行者山東観峰→行者山→エデンの園→ゆずり葉の森
Route Map  ゆずり葉ロードマップ(新)
 裏山が一気に紅葉した。例年より1週間以上は遅いが、季節は確実に移り変わっている。紅葉の盛りを少し過ぎてしまったが、カメラ片手に2日にわたって行者山を散歩する。今日は最も手軽な北逆瀬台コースを登る。天気は曇で時雨模様ではあるが、甲山の撮影には好条件だ。晴れていると逆光でシルエットになってしまうからだ。
デイサービスセンター前、貯水タンクゲートの横から取り付く。擁壁を這い上がっていくと、すぐに眼下に甲山や阪神間の風景が広がってくる。しばらく森の小道を登っていくと青葉台コースが右から合流する。落葉の森を抜け出て台地に出る。東観峰南テラスと呼ばれているところだ。南の展望がよく、大阪湾をはさんで関空や金剛、葛城、和泉山地、紀淡海峡の友ヶ島も見える。小石が、あちこちにケルンのように積まれている。
行者山東観峰(383m)に立つ。曇り空ながら展望が利く。北方には剣尾山、能勢妙見山、遠く比叡山も覗く。宝塚南口に建設中の4番目の高層マンションも随分高くなった。行者山直下で後を振り返る。全山紅葉の甲山が印象的だ。まさに山装うである。行者山(415m)から猪谷源頭に下りる。東六甲縦走路に向って5分ほど登るとコシアブラが数本、見事な黄葉を見せている。コアジサイやタカノツメの黄葉も山を明るくしている。エデンの園へ下る。背後のゆずり葉の山々も全山紅葉に包まれていた。行者山を紹介したハイキングブックが発売されるほどポピュラーな山になった。このあと樫ヶ峰に続く。
写真集:

北逆瀬台コースからの展望(下は逆瀬台小学校)

東観峰南テラスから

東観峰から北摂の山々と宝塚市街

剣尾山・横尾山

六甲最高峰・大平山

甲山と大阪湾(手前マンションアベルデ)

大平山
 
エデンの園

樫ヶ峰からの行者山

黄葉の木々


コシアブラの木
 
コシアブラ

コアジサイ
 
タカノツメ

*青葉台・北逆瀬台分岐の道標の地図がもぎ取られてない。南テラスの地図も捻じ曲げられぶら下がったまま。登山名簿にサインしようとしたら今度はスチールのボックスに落書きされている。尼崎の○○中学校と自ら犯人と自白しているようなものだ。道標破壊も彼らの仕業なのだろうか?不心得ものは後を絶たない。暗澹たる気持ちで東観峰を去る。秋色が愁色の行者山となってしまった。(2011.12.3)

青葉台・北逆瀬台分岐 なくなった道標地図
 
南テラス 捻じ曲げられた道標地図
*壊された二つの道標地図を再製作し修復しました(2012.7.7やまぼうし)

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