UP 2012.6.5やまぼうし
西宮 生瀬の愛宕山
■日時:2012.4.25(水) 天気 晴、黄砂
■行先:西宮市生瀬 愛宕山(170m)
     1/25000地形図 宝塚
■同行:単独
全国に愛宕山があるが、総本山は京都愛宕山。火伏の神様として昔は集落ごとにあったと言っても良い。西宮生瀬にもあるという情報でぶらり散歩してみる。この記事は東六甲横断、逆瀬川から生瀬まで歩くの一部を抜粋加筆したものです。
コース:東六甲縦走路〜生瀬高台住宅〜愛宕山〜生瀬小学校〜生瀬大橋
Route Map1 Route Map2
生瀬駅から生瀬小学校へ歩く途中に愛宕山への参道があるが、今回は反対側の生瀬高台から生瀬小学校へ歩く。話は、東六甲縦走路から生瀬高台住宅へ降りてきたところからはじめます。
東六甲の送電線巡視路の道を生瀬高台へ下りてきた。目の前に185.1mの三角点がある送電線鉄塔(新神戸線#21)へ足を伸ばす。三角点は発見できなかったが展望絶佳である。今辿ってきた関電鉄塔が東六甲上に続き、眼下にはR176、武庫川を挟んで青葉台住宅、名塩の住宅が広がる。生瀬高台住宅の彼方に愛宕山が見える。この地点よりも低い。

生瀬高台西の新神戸線#21鉄塔

生瀬高台住宅と愛宕山

新神戸線#21鉄塔からの武庫川・名塩方面の展望
「生瀬 愛宕山」
造成中の家庭菜園の脇を通り、生瀬高台住宅街へ。愛宕山への取り付きがわからず散歩の方に聞いてみたら、一度下まで降りて小学校から登るという。不審に思って、しばらくうろついて、公園のご老人に尋ねるとすぐそこに階段があり小学校まで道がついているという。先ほどの人はまだ新しい住民かも知れない。住宅街のはずれに立派な手すり付階段の参道が登っていた。途中から地道の遊歩道となりピークにでた。何の標識もないが、地形図上のピークで170mとなっているからここが愛宕山なのであろう。

生瀬高台の愛宕山参道

遊歩道

愛宕山ピーク(170m)
この先コナラやアラカシの尾根を辿ると展望広場に出た。付近の方の散歩コースなのだろう。ベンチがあり、ここからすみれが丘のマンション群や宝塚市街が良く見える。

愛宕山広場(遠景はすみれが丘方面)

宝塚市街の展望
広場の下には光照稲荷大明神と愛宕延命地蔵が祀られていた。狐塚があり、いわく、「大正末期、愛宕山麓の溝に白キツネが倒れていたのをみつけ、これぞ光照大明神のお使いに違いないとこの地に手厚く葬った」とある。

広場の下にある稲荷神社

光照稲荷大明神

きつね塚
広い参道を下ると生瀬小学校の裏門に出る。この辺り、活断層有馬高槻構造線が走っており、県の治山工事で樹木が伐採され、参道に続いていた鳥居はなくなってしまった、と住民のお話だった。浄橋寺と皇大神社にお参りして、くらがり街道を生瀬大橋へ下る。

愛宕山参道

小学校裏の参道は治山工事中

生瀬小学校裏門

関連ページ:宝塚 愛宕山 2007.2.7

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