UP 2012.9.22 やまぼうし
但馬 初秋の鉢伏山を歩く
 ■日時:2012.9.20(木) 曇
 ■山名:高丸山(1070.1m)、鉢伏山(1221.1m)
 ■場所:養父市 2.5万地形図 氷ノ山
 ■同行:ゆずり葉コミュニティ5名
(男2、女3)
ルートタイム:宝塚0600…ハチ高原P0930〜小代越1020〜高丸山1037〜鉢伏山(1132〜1205)〜林道1233〜(ゲレンデ)〜ハチ高原P1315…宝塚1700

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鉢伏高原と鉢伏山
ススキの穂が光る鉢伏高原から鉢伏山をぐるっと一周する。草原状の稜線からは氷ノ山をはじめ、いつも360度の展望が開け、気分爽快なハイキングであった。ふるさと兵庫50山。
「ハチ高原スキー場」
 スキーロッジが並ぶハチ高原大駐車場(無料)から出発する。標高860m、見渡す限りの草原に何本ものスキーリフトがかかり、双耳峰の鉢伏山が目の前だ。大きな案内板でルートを確認する。小代越から高丸山、鉢伏山、林道を下りここに戻ることにする。ここからルートが一望できる。看板の後ろにある栗の大木から実がたくさん落ちている。まずは栗拾い。

大駐車場のクリノキ
 
高丸山を目指して出発
「高丸山」
車道を小代越(おじろ)に向う。道の両端にツリガネニンジン、ヤマウドなど秋の草花が花をつけている。どうも車道は行き止まりのようで、引き返して取付きを探す。ススキに隠れるように高丸山登山口の立札があった。ススキを掻き分けて登り始めるが踏跡をはずしたのか擁壁の上に出てしまった。治山工事で道が変わったようである。結局、少し上にある広い遊歩道に出る。小石の敷き詰めた道はやがて丸太階段の道となり、上り詰めて小代越に着く。氷ノ山と鉢伏山を結ぶ稜線上の峠である。丸太階段を登ると高丸山(1070.1m)で、頂部は木道となっている。雄大な展望だが、めざす鉢伏山は北面にガスがかかっている。振り返る氷ノ山はガスの中で姿は見えない。うっかりしていて、三角点の確認を忘れてしまった。

背丈を越えるススキを分けて

小代越への道

小代越から高丸山

高丸山から鉢伏山を望む
「鉢伏山」
緩やかに起伏を繰り返し、最後の鉢伏山への登りにかかる。きつい丸太階段が続くがツリフネソウの群落が疲れを癒してくれる。鉢伏山頂上(1221.1m)に出る。小学生の一団が昼食中であった。付き添いの先生によると、龍野の学校の生徒で、氷ノ山は悪天のため断念して鉢伏山に来たという。広い頂上には三角の山小屋とスキーリフト小屋がある。見下ろせば麓のロッジ街がマッチ箱のように見える。我々も昼飯とする。氷ノ山はまだ雲の中にあった。

鉢伏山への登り

鉢伏山山頂

鉢伏山山頂で
「下山」
ケルンを左に見て丸太階段を下っていく。何時の間にか氷ノ山を覆っていた雲が晴れて、その雄大な姿を現す。稜線上に氷ノ山越小屋、こしき岩、頂上小屋、神大ヒュッテまで見える。30分ほどで舗装の車道に出る。車で登るならここからが最も近道である。林道をゆっくり下る。ウドやオタカラコウの花が多い。途中から林道を離れ、芝のゲレンデを直滑降する。後から小学生の集団に追いつかれる。

山麓に広がるハチ高原ロッジ

氷ノ山が姿を見せる
 
林道へ下山

ゲレンデで氷ノ山を背景に

鉢伏高原(後は鉢伏山)

出会い


ツリガネニンジン

ヤマウド

ミゾソバ

オタカラコウ

ゴマナ

ツキミソウ

オミナエシ

ノアザミ

アキノタムラソウ

リンドウ

アキノキリンソウ

シオガマギク

ヤマジノホトトギス

キクバヤマボクチ

クロバナノヒキオコシ

ツリフネソウ

ゲンノショウコ(赤花)

アジサイ

氷ノ山

幾重にも草原うねり秋気満つ     ハナミズキ

こちらにHさんの画像があります。

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