UP 2023.7.18/2013.11.5やまぼうし
箕面 五山を歩く
堂屋敷・天上ケ岳・長谷山・鉢伏山・明ヶ田尾山
◇日時:2013.10.26(土) 曇
◇行先:みのお記念の森(482m)
◇山名:堂屋敷(553.2m)、天上ヶ岳(499.2m)、長谷山(568.2m)、鉢伏山(604m)、明ヶ田尾山(619.5m)
◇同行:単独
EXPO'90 みのお記念の森を拠点に堂屋敷、天上ヶ岳、長谷山、鉢伏山、明ヶ田尾山の5つの山々を巡りました。1996年以来実に17年振りでした。森林浴向きで展望には恵まれませんが、道標も整備され歩きやすくなっていました。
行程:
みのお記念の森1220…展望塔1230…堂屋敷1305…天上ヶ岳1330…みのお記念の森1400…長谷山1425…鉢伏山1450…明ヶ田尾山1520…みのお記念の森P1630 歩行11.6km
Route Mapはこちら  箕面ハイキングマップ
「みのお記念の森」
 五月山ドライブウェイ(¥300)を上り、池田CC、箕面CCを越えていく。沿道には大規模な霊園が開発されているのが目に留まる。標高480mのみのお記念公園駐車場(無料)には3、4台の先行車が止まっている。案内図をみて展望塔へ上り、これから行く山々を確かめる。長谷山、堂屋敷、鉢伏山を同定する。六甲から北摂の山々が曇り空にかすむ。

みのお記念の森入口

駐車場から事務所への道

事務所(無人) 
 
案内図

木の展望塔

展望塔から西の展望
「堂屋敷・天上ヶ岳」
 堂屋敷・天上ヶ岳を目指して車道を五月山方面へ戻る。取付き探しだが、火の用心マークの関電標識にテープと踏跡を確認する。落葉にうずもれた巡視路を急登していくとリョウブの林の中に2連の鉄塔#34があった。さらに進むとかすかな分岐があり、左手に登っていくとすぐに堂屋敷三角点(553.2m)があった。林の中で展望はないが、分岐あたりから能勢妙見山を望むことができた。分岐に戻りさらに前進すると踏跡の十字路があり、直進は鉄塔#35で行き止まりなので左折する。ベンチのある大きな広場があり、右横にはフェンスに囲まれて家庭菜園がある。こんな山奥に・・・。
左手に下っていく道はヒノキ林の中を進む。登り返したところがT字路となっていて、道標や案内板があり、右折が天上ヶ岳である。直進は政の茶屋へ下っていく。すぐに天上ヶ岳(499.2m)である。役行者の像があり、一人の女性信者が祈りをささげているところであった。道はここで行き止まりのようである。切り開きから大坂市街が展望する。邪魔してはいけないので早々に元来た道を引き返す。途中、ほら貝の音が林間に響き渡った。

取付きは関電巡視路

リョウブの林の中、鉄塔#34
 
能勢妙見山展望
 
堂屋敷三角点

天上ヶ岳
 
広場と家庭菜園

天上ヶ岳へヒノキ林の道

天上ヶ岳・政の茶屋園地分岐
「長谷山」
 車道に下りて、みのお記念の森へ戻る。次は反対方向の長谷山(ながたに)を目指す。園内の遊歩道の最奥、トイレ脇から山道に入る。園内には、だれも使わなくなった舞台が朽ちかけている。スコープを担いだバードウォッチャーがカケスを狙っていた。すぐに自然研究路6号、鉢伏山、長谷山の4差路があり、道標に従って右折する。長い植林の道を進むと、長谷山と書かれた手製の道標があった。まわりはヒノキ林で展望は全くない。標高は測量図から568.2mとなっている。この先直進は鉄塔#32へ、左急降下は長谷橋への道で危険表示がある。

園内最奥部から山道へ

長谷山・鉢伏山・研究路分岐

長谷山
「鉢伏山」
 長谷山から4差路に戻り、鉢伏山を目指す。16年前にたどった道だが記憶はない。自然林の中緩やかに登っていくとあたりが開け、鉄塔のある広場に出た。豊能自然歩道はじめにぎやかに道標が立つ。こんもりした森が鉢伏山(604m)であり、手製の案内標識がある。送電線が横切っている。一方は止々呂美に向かって谷を下り、一方は北摂霊園方向に向かっている。送電線とともに記憶がよみがえる。

鉢伏山分岐

谷を下る送電線

鉢伏山 
「明ヶ田尾山」
 ここまで来たからには明ヶ田尾山(あけがたお)まで行ってみよう。現在15:20だから急ぎ足で往復したら駐車場門限の17:00までには戻れそうである。道は林の中を下っていく。標高差100mは下ったであろうか、梅ヶ谷の流れまで降り、再び登る。暗い森だが、要所に手製のしっかりした案内があるので迷うことはない。梅ケ谷分岐、高山分岐を経てようやく明ヶ田尾山(619.5m)に到着する。小広場は、アカマツ、ヒサカキ、ヒノキ、リョウブなどに囲まれ展望はない。途中、展望塔で会った夫婦連れとすれ違う。折り返しを急ぐ。梅ケ谷からの登りはしんどい。16:30みのお記念の森に到着する。夕暮れ近く、犬を散歩する家族連れの姿があった。

北摂霊園方向

梅ヶ谷分岐付近の流れ

明ヶ田尾山三角点

関連ページ:鉢伏山・明ヶ田尾山 1996.1.28

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