UP 2014.2.26やまぼうし
宝塚 きずきの森から石切山 |
◇日時:2014.2.20(木) 晴
◇集合:川西能勢口駅 9:00(または現地直行)
◇行先:宝塚市 北雲雀きずきの森、石切山(283.7m)、釣鐘山(205m)
◇参加者:MNCほか 13人
行程:
川西能勢口駅9:00→きずきの森P9:20…(はぐくみの道)…・きずきの広場10:00…さくらの林…こもれびの道入口10:50…・(こもれびの森)…みはらし広場(11:30〜12:25)…(ふれあいの道)…きずきの森P12:45…北ひばりが丘公園(13:05〜13:30)…きずきの森P13:42…石切山14:05…釣鐘山14:30…川西能勢口駅15:00 歩行10km
Route Map1(きずきの森)、きずきの森案内図
こもれびの道でベニマシコを観察する |
宝塚市の東端、川西市との境界に北雲雀きずきの森がある。もとゴルフ場であったところを宝塚市が買収して自然公園としたところで、北摂里山博物館のひとつとなっている。まだ整備中ではあるがゴルフ場の面影はすでになく、遊歩道や展望台をつけて市民の憩いの場となっている。野鳥が多く、この時期はベニマシコやミヤマホオジロ目当てのバードウォッチャーが集まる。今日は武庫ネイチャークラブの探鳥会に同行し野鳥の観察と、帰路は有志4人で石切山、釣鐘山を経て川西能勢口駅へ歩く。
◇◇◇きずきの森探鳥会◇◇◇
「きずきの森」
川西市萩原台バス停から西に向かい、川西明峰高校近くのきずきの森駐車場(有料)に車をとめる。標高130mの高台から、目前に石切山(287.3m)が、その奥に愛宕山(335m)や長尾連山を望む。足元の新しい建物は宝塚医療大学である。愛鳥家13人が集合し、ここをフィールドする野鳥カメラマンAさんの先導で、はぐくみの道→こもれびの道→みはらしの道→ふれあいの道を歩く。アオジのお出迎えからはじまりお昼まで、約2時間で観察した野鳥は表のとおりでした。
きずきの森入口と石切山 |
愛宕山(左)、向山と宝塚医療大学 |
特筆すべきは、こもれびの森でのベニマシコとミヤマホオジロである。ベニマシコは我々を歓迎するかのように十二分に楽しませてくれましたし、ミヤマホオジロは♀でしたが姿を見せてくれました。伐採は進んだものの冬枯れの森に小鳥たちは健在でした。
こもれびの道入口でアオジの出迎え
こもれびの道 ベニマシコの観察 |
こもれびの道 ミヤマホオジロの観察 |
みはらし広場で昼食・鳥合わせ |
ベニマシコ♂
ミヤマホオジロ♀
「北ひばりが丘公園」
みはらし広場で昼食・鳥合わせの後、トラツグミが出ているとの情報で、駐車場から歩10分の明峰中学校に隣接する北ひばりが丘公園に歩く。到着した時には残念ながら飛び去った後で、代わってチョウゲンボウ、シメ、などを観察できた。
明峰中学校校庭から能勢妙見山 |
北ひばりが丘公園 |
観察した野鳥(日本鳥類目録順) ※北ひばりが丘公園で
1.キジバト 2.コゲラ 3.チョウゲンボウ※ 4.モズ 5.ハシブトガラス 6.シジュウカラ 7.ヒヨドリ 8.ウグイス 9.エナガ 10.メジロ 11.シロハラ 12.ツグミ 13.ルリビタキ 14.ジョウビタキ 15.スズメ※ 16.ハクセキレイ 17.カワラヒワ 18.ベニマシコ 19.シメ※ 20.ホオジロ 21.ミヤマホオジロ 22.アオジ 23.コジュケイ
◇◇◇石切山・釣鐘山◇◇◇
「石切山」
解散後有志4人で石切山・釣鐘山を経て川西能勢口まで歩く。ふれあいの道途中に石切山取付きを見つける。急登の連続だが標高差は約130mである。汗だくの20分で石切山三角点点名長尾山283.7mに到着する。ここは展望がないので少し下ったところの展望広場のベンチで休憩する。眼下に猪名川の流れと伊丹空港を、遠く箕面五月山から大阪の市街地、その向こうに生駒、二上、葛木・金剛山地が広がる。
石切山三角点283.7m
石切山展望広場からの景観 |
「釣鐘山」
少し下って登り返したところが釣鐘山205mで、ピークにはNHKやサンテレビ中継アンテナがある。山懐には宝塚造形芸術大学(宝塚大学に改名)の建物が見える。山続きには釈迦牟尼仏搭や白亜の空堂があり、麓から良く目立つ。急な階段を一直線に下り、住宅地に出る。標高差は70mほどあったであろう、振り返る階段道には、釣鐘山慈光林感謝道の碑が立っていた。坂道の花屋敷山手住宅街を下り、最後に階段を下ると川西能勢口駅はすぐであった。きずきの森から4kmほどの歩行であり、意外に近い。
釣鐘山205m
宝塚造形芸術大学 |
慈光会空堂
慈光林感謝道下り
慈光林感謝道上り
川西市街地 |
やまぼうし