奥池からゴロゴロ岳・観音山
2014.7.21やまぼうし
■日時:2014.6.29(日) 天気:曇
■山名:ゴロゴロ岳(565.3m)、観音山(526m)
■場所:六甲山系 25000地形図 宝塚
■同行:ささゆり会10名
ルートタイム:盤滝口バス停10:10→仁川渡渉点10:45→(大藪谷)→奥池(11:45〜12:20)→飯盛尾根→ゴロゴロ岳(13:10〜13:25)→観音山(14:10〜14:20)→(パノラマコース→せせらぎコース)→鷲林寺バス停14:55→盤滝口バス停15:10

Route Mapはここ

「大藪谷」
 ささゆり会第5週はミステリーハイキングでいつもの行者山ではなくゴロゴロ岳に行く。自宅からも眺められるが、車道歩きが危険なのでゆずり葉の森近くの西山住宅前から盤滝口までバスに乗車する。逆瀬川駅からかぶと山荘行きのバスは一日2往復に減便されてしまった。参加者10人が盤滝口下車で仁川に沿った旧道を歩く。仁川を渡渉して大藪谷に入るが、その目印は西宮市のごみステーション。3か所もあり、わかりにくいが最も上流地点で簡易トイレの近くにある。ガードレールの切れ目にマジックで奥池と書いてある。前日の雨で増水が心配だったが濡れることもなく飛び石を渡る。以前滑落事故を起こしたところなので今日は慎重に歩を進める。大堰堤の前で小休止、小天狗山分岐のケルンを越えて大藪谷を遡る。谷を遡るのは初めて、下りと様子が違う。地形図の破線とは違って山側の道を進んだようで、芦有道路を通る車の音が近くに聞こえる。結局見覚えのある道標に出てきた。

仁川渡渉

大藪谷堰堤

大藪谷・大蛇谷分岐、小天狗山取付き

大藪谷・奥池・六甲分岐
「奥池」
西宮・芦屋境界を進むと奥池の端に出る。お昼の場所を求めて奥池を右へ回り込み、遊園地のある奥池遊びの広場で昼食とする。広場では園児の集団がバーベキューを楽しんでいた。

奥池遊びの広場

広場前の奥池

奥池
「ゴロゴロ岳」
 奥池からゴロゴロ岳へはいろいろなルートがあるが、別荘住宅地を避けて飯盛尾根556Pを越えていくことにする。道標にあるゴロゴロ岳への通常のルートから分かれ、フェンス沿いを登っていく。道はしっかりしているがあまり歩かれてはいないようで、階段は崩れかけ、両側から雑草が覆いかぶさっている。背後に展望が開け、東六甲の山々や小天狗山からとかが尾、芦有展望台が覗く。ピークを下るとクマザサの繁る道になり、枝道がいくつか現れるが方向をしっかり見定めていけば大丈夫。ふたたび登りはじめ、水道施設を過ぎると住宅地の脇を通るようになる。ゴルフのミニ練習場もあるような家もある。やがて観音山からの道に合流する。
 ゴロゴロ岳はピークよりも少し下にあった。リニューアルしたとは聞いていたが、三角点(三等三角点 点名剣谷)は大きな岩に囲まれ、まるで祭壇に祭り上げられているように鎮座している。標高565.6mと表示されているが、実は阪神大震災後沈下して565.3mになってしまったのである。ネーミングの都合のためか昔の標高のままとなっていた。標高のごろ合わせで有名になっただけの山で、展望のない住宅地の裏山にあることもあり、おおかたのハイカーは失望感を味わうだろう。宝塚てくてくの山歩きの取材をされているというAさんにお会いして集合写真を撮っていただく。

リニューアルしたゴロゴロ岳三角点
「観音山」
観音山への道を行く。こちらはメインストリート故道は広く、要所に道標がある。奥池への分岐手前で一本のササユリを発見する。誰にも持ち去られず良くも残っていたものだ。観音山せせらぎコースを見送り、展望岩まで歩く。先客が一人岩場に休んでいた。今日は霞が深く、甲山もぼんやりとしている。

ささゆり

せせらぎコース分岐(右手へ)

観音山展望岩からの景観
帰りのバスの時間が気になり、早々に下山にかかる。空模様が怪しくなり、パノラマコ―スを下りるつもりが途中からせせらぎコースに変更する。大粒の雨が降りだす。あわててカッパをつけるが鷲林寺手前ですぐに上がってしまった。鷲林寺には立ち寄らず、駐車場を経て車道をバス停に急ぐ。大阪方面へ帰る人を、鷲林寺バス停に見送り、車道を盤滝口バス停へ急ぐ。

パノラマコース・せせらぎコース分岐

観音山を振り返る

盤滝口バス停へ
関連ページ 鷲林寺から観音山・ゴロゴロ岳(2008.5.15)

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