up 2015.1.7やまぼうし
三田 内神川から平谷川を歩く
◇日時:2014.10.11(土)晴/2014.9.3(下見)
◇行先:内神川(広野)
◇主催:エコグループ武庫川
◇参加者:52名
行程:
JR広野駅9:45→内神川合流点10:00→平谷川合流点10:05→沢谷川合流点10:40→上内神感神社10:55→太陽光発電所11:40→関西学院三田キャンパス(11:50〜12:30)→馬渡13:05→有馬高原病院13:45→有馬CC入口14:00→平谷川緑地公園口14:15〜三田ホテル前(14:47〜14:55)→平谷川合流点15:20→広野駅15:35    歩17km
地図はこちら
 武庫川エコハイクで三田市の内神川(うちがみがわ)と平谷川を歩く。内神川は有馬高原病院付近を源流として北摂ニュータウン西部を流れ、広野で武庫川に注ぐ5.3kmの河川でウッデイタウン中央を流れる平谷川、カルチャータウンとウッデイタウンを分ける沢谷川、テクノパークからの須丸谷川を支流に持つ。マイナーなコース設定だが52名の参加者で賑わう。

「内神川」
本日のガイドは歴史に詳しいO氏。広野駅でスタートミーティング。下井沢の内神川に架かる砂郷(さごう)橋を渡り、右岸を遡る。川土手のクズは刈り取られ歩きやすくなっている。すぐに平谷川が合流してくる。しばらく平谷川を進み、橋を渡って再び内神川の右岸に戻る。この辺り、茅葺屋根の民家があり、日本の原風景を思わせる。内神川は下内神、中内神、上内神集落の南を一直線に伸びている。左手から沢谷川が合流してくる。沢谷川は延長1800m、ウッデイタウンとカルチャータウンを分ける。県道R720(三田幹線)の高架を潜る。対岸にテクノパークから流下する須丸谷川が合流する。内神川は大きく南にカーブする。歩行2時間余、上内神感神社前で小休止する。三田には感神社が6社あり、いずれも素戔嗚命を祀る。

@広野駅スタート9:45

A武庫川・内神川合流(右:砂郷橋)

B平谷川(左)・内神川合流

C平谷川

D一直線に伸びる内神川(中内神付近)

E沢谷川(左)・内神川合流

FR720内神橋下から沢谷川上流を見る

G上内神感神社(休憩)10:55
「三田カルチャータウン」
内神川は南下を続けるが、川筋から離れ丘陵上のカルチャータウンに入る。県立三田祥雲館高校前を通り、三田カルチャータウン太陽光発電所を見学する。甲子園球場2個分の広さにソーラーパネル2万6千枚を敷き詰め、6530kwの出力を持つ。県営では最大の発電所で2千戸に電気を供給できる。見学後、隣の関西学院大に移動しオープンキャンパスと言うことで瀟洒な建物に囲まれた庭園で昼食をとりトイレを利用させていただいた。

H三田カルチャータウン太陽光発電所

I関西学院三田キャンパス(昼食)

Jワシントン村

K山田錦の里
「内神川源流」
昼食後は伊助谷池のある学園西公園を通り話題のワシントン村を見学して、再び内神川沿いの道へ戻る。流域は酒米の山田錦の里である。山田錦はコシヒカリ等食用米に比べ、背が高く、米粒も大きい。契約農家であることを示す山田錦の幟がひるがえっているからそれと分かる。この時期刈入れに忙しい。明日は台風19号が近畿直撃の予報である。馬渡(うまわたり)からは流れも細くなり、源流に近づいていることを実感する。皿池の奥、高原住宅の標高255mが源頭であった。県道356号線に出たところが有馬高原病院である。

L山田錦刈入れ

M内神川源頭(馬渡)

N県道R356有馬高原病院前

O太陽光発電所建設造成工事
「平谷川」
車道を東進する。有馬高原病院付近に上海○○という中国系と思われるメガソーラーがあり、さらに近くで宅地造成と見紛うメガソーラー建設工事が、また有馬CC付近の大規模造成工事もメガソーラーの建設という。経産省は供給の不安定な太陽光発電の新規建設中止を検討しているが、再生可能エネギーとはいえ、緑の大地をはげ山にして太陽光パネルを設置するのは環境破壊ではないか思う。
有馬CCのフェンス沿いに下りてきたところはあかしあ台住宅地。角地は元M電機の研修センターであったところだが天理教の分教場になっていた。隣にはSグループの施設があったが今はセキュリティ会社のようである。建物は昔のままながら、変われば変わるものだ。
平谷川緑地公園口に到着、トイレ休憩する。平谷川は延長2433m、源流域は三田市が緑地公園として整備したところで市民の憩いの場となっている。上流に井沢池、下流に皿池があるが平谷川の流れは更池から始まっている。さくらもみじの遊歩道を平谷池まで下る。ここには三田ホテルが池を見下ろすように建つ。すでに歩行は15kmにおよび、神鉄ウッデイタウン中央駅が近いことから一旦解散とする。
健脚者は平谷川を下り広野駅まで残り3kmを歩く。平谷川は丘陵地から急激に下るが、段々につけられた流路工のデザインが美しい。静水池から田園風景の中を歩き、元の内神川に合流した。

P天理教分教場(元M電機研修所)

Q平谷川緑地入口

R平谷川源頭の更池

S平谷川緑地を歩く(お清水付近)

21.三田ホテル前・ウッデイタウン中央駅

22.平谷川流路工

23.静水池から平谷川流路工

24.内神川へ合流
記録作成に当たり「エコハイク武庫川」の資料を参考にさせていただきました。
やまぼうし

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