中国 雲南の旅(2)
〜麗江1〜
UP 2012.8.6 やまぼうし
■日程:2001.7.29(火)〜8.1 ■行先:中国雲南省 昆明、石林、麗江 ■旅行社:JTB ■ツアー客 12名、現地ガイド ■行程 第1日:関空・・・(JAS)・・・昆明→石林 第2日:昆明・・・麗江(白沙村→玉峰寺→雲杉坪) 第3日:麗江(玉泉公園→龍泉村→麗江古城) 第4日:昆明(龍門→円通寺→華亭寺)・・・(JAS)・・・関空 |
第2日 2001.7.30 曇時々雨
昆明空港7:20→麗江空港8:10、空港発8:30→ホテル格蘭大酒店着9:00〜9:15 白沙村9:40〜10:00 玉峰寺10:30〜11:00→雲杉坪麓11:30 昼食11:30〜12:30 高原レストラン→リフトで展望台へ 雲杉坪周遊14:00〜15:30 雲杉坪麓15:40→白水河15:45〜16:10→麗江市内17:00(途中草原休憩) 土産物店→夕食18:00〜18:40 ナシ族料理 ホテル着19:00 ナシ族民族音楽観賞19:30〜21:00 |
<麗江へ>
6:00ホテル用意の朝食(パン、サンドウィッチ、ゆで卵、りんご、水)を持ってバス乗り込み昆明空港へ。7:20テイクオフ中国雲南航空DC737は夏休みの中国人観光客で満席。ぬるいジュースと記念キーホルダーをもらう。一応サービスだがスチュワデスはにこりともしない。
8:10雲低く垂れこむ麗江着。ここは昆明北西約600km、標高2400mの高地である。現地ガイドの角さん運転のバスに乗り込み9:00ホテル格蘭大酒店着。古城の目の前である。荷物を預け、嘗てナシ族の中心地であった白沙村ヘ向かう。麗江は95年震災に見舞われたが国の援助で復興、市内は6車線道路が走っている。ナシ族の家の外壁は土やレンガだが内側は木枠で組まれているため意外に被害は少なかったようだが、村ごと移住した部落もあるとのこと。草原の中18kmの直線道路を走る。沿道にはとうもろこし、タバコ、りんご林で、一部田んぼもある。
昆明空港(麗江行き中国雲南航空) |
麗江空港 |
麗江空港で |
<白沙村>
村の入口の壁にトンバ文字(象形文字)が書かれている。四方街はみやげ物屋が立ち並ぶが、一方では豚足が無造作に並べられている。やはり生活の場であろう、背に籠を背負った老婆が行き来している。男達は軒に座り込み観光客をぼうーと眺めている。カメラを向けるとダメダメのゼスチュア。そういえばガイドがカメラを近づけないよう注意していた。お金を請求されることもある。よそ見をしていたら石畳の上の馬糞を踏んでしまった。村の横では不似合いにも鉄筋の建物を建設中である。
白沙村 メインストリート
トンバ文字版 |
白沙村入口 |
子守 |
豚足を売る
男はタバコを吸っているだけ
<玉峰寺>
1756年建立のチベット仏教、ラマ経のお寺。小雨が降りだす。山腹に沿う参道には果物や薬草、漢方薬の店が立ち並ぶ。巨大な紫色の線香が立つ。お堂に入る時は左足、出る時は右足からだそうだ。一番奥には樹齢500年の椿の大木がある。民族衣装の女性と記念写真。10元。ここの有料トイレは3角だが大は横に仕切りがあるだけで、2人の男がこちらを向いて用足し中。
玉峰寺とロウソク |
記念写真10元 |
有料トイレ 3角 |
男達
<雲杉坪>
バスはさらに奥地に向かいだんだん標高を上げていく。山を巻きガスの中に突っ込む。白水河を過ぎて再び登るとレストハウスの立ち並ぶ雲杉坪麓に到着。ここは標高2900mで人と車が一杯である。高山病に注意してゆっくり歩くよう注意。少し足元がおかしい。一番奥と思われるレストランで昼食。2テーブルに分かれ、鯉の煮込みとチャーハンその他同じような料理メニュー。コーラ1本と大里ビール2本を交換して貰う。
リフトで雲杉坪に登るが2時間待ちの長蛇の列。かさをさして行列に並ぶがちょっと隙があればどんどん割り込まれる。Nさんは棄権、この列では途中トイレに行きたくても身動きが取れない。この天気では上に上ってもガスで何も見えないのは必定。空気枕を持っているのは酸素ボンベだそうである。また雨よけの貸しレインコートもある。
12:30から並び結局リフトに乗れたのは14:00で雨は上がったが頂上はガスの中。木の歩道が広場を一周しており、民族舞踊も湿り勝ち。民族衣装の写真モデル嬢が付きまとう。約30分かけて一周しリフト乗り場へ僅かの待ち時間で下山する。記念のリフト券はガイドが領収書として取り上げてしまい、こちらに渡さない。
雲杉坪へ |
霧の雲杉坪 |
白水河に寄る。青い水をたたえているが背後の玉龍雪山はガスの中。観光用ヤクが河べりで人を乗せている。民族貸し衣装や写真モデル嬢が沢山いる。5元。しばらく休憩後麗江へ帰る。途中囚人がゴルフ場の整備作業中。完成すれば世界一の高さのゴルフ場になる。黄色い小さな花が咲き乱れる草原で休憩記念写真。山々は低い雲に覆われて最後まで玉龍雪山は姿を見せず。
白水河 |
17:00麗江市内のヒスイ宝石店に立ち寄る。しつこく店員が付きまとうが何も買わず。レストラン12人テーブルでナシ族料理の夕食。皆同じに見えて変わり映えしない。19:00ホテル着。
<ナシ族民族音楽観賞>
一度休息後ナシ族民族音楽観賞に出かける。古城の中の劇場に入る。指定席ではなく左横の粗末な椅子を並べた席である。下は土間で天井はテントのようで自分の席からは柱が邪魔で舞台が陰になってしまう。それでも超満員である。中国服の司会者が長老を紹介し得意そうに角笛やほら貝を吹いている。中国語で何を言ってるのかさっぱりわからないが、演奏は日本の民謡に良く似たところがあるとSさんの弁。入場券とパンフレットはガイドが領収書代わりに取り上げてしまい、止む無く英文のパンフレットを貰う。いささか飽きてきて途中21:00頃退場する。ガイドもお疲れのようでホットしている。
ナシ族民族音楽ショウ