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2017.8.1改定/2004.10.10作成 やまぼうし
秋色カナダの旅
ナイアガラ→ローレンシャン高原→ケベック→モントリール→カナディアンロッキー

日程:2004年9月24日〈金)〜10月1日(金)
行先:カナダナイアガラ→ローレンシャン高原→ケベック→モントリオール→カナディアンロッキー
旅行社:阪急交通社 36名

行 程
 第1日9/24 19:15関空→(エアカナダ)→バンク-バー(乗継)→(エアカナダ)→トロント9/24 21:40
          →ナイアガラ
 第2日9/25 ナイアガラ滝→トロント→(エアカナダ)→モントリオール→ロレンシャン高原トレンブラン
 第3日9/26 ローレンシャン高原
 第4日9/27 トレンブラン→メイプル街道→ケベック
 第5日9/28 ケベック→モントリオール→(エアカナダ)→カルガリー→バンフ国立公園カンモア
 第6日9/29 カナディアンロッキー(コロンビア氷原)→バンフ
 第7日9/30 カルガリー10:00→(エアカナダ)→バンクーバー(乗継)→(ANA)→関空10/1 14:45着
秋色カナダの旅 ナイアガラ
     2004.9.25

<関空にて>
1.ツアー一行
 
東部のトロントからナイアガラ、モントリオール、ローレンシャン高原、メイプル街道を経て世界遺産都市ケベックを巡る。次いで西へ飛んでカナディアンロッキーに立ち寄る8日間コースである。カナダは1年で最高の季節を迎え、紅葉のメイプル街道を巡るツアーは毎日出立する。

 28歳の女性添乗員の率いる阪急トラピックスのツアーは、旅慣れた7組の熟年夫婦と、浪速のパワーみなぎるお姉さま方併せて36名だ。男8名はどう見ても私が一番若い。

            

<バンクーバーで掛け合う添乗員>
2.カナダ航空
 19:15関空発のカナディアン航空B767は数団体のツアー客でほぼ満席だが、最後尾付近の我々の近くは空席がある。お陰さまでバンクーバーまでの約10時間寝そべって過ごすことが出来た。窮屈な座席に閉じ込められている人には申し訳ないが、これはえらい違いだ。

 バンクーバーで国内線に乗り継ぎトロントまで4時間である。前のツアー一行に続いて、国内線搭乗口に並んでいると、添乗員が何やら慌てだし、航空会社職員とやりあっている。規則で出発時間の40分前までに搭乗手続きを済ませなければならないと決まっているが、35分前だから次の3時間後の便にせよといってるらしい(あとで分かったことだが)。

 我々一行は最後尾の席でもあり、荷物の引き取りや入国審査が最後になってしまっていた。それにしても他の日本人ツアーグループを通しておいて、時間だからここでストップとはよく言うものだ。結局、集まってきた数人の空港職員を相手に添乗員一人が相手の非を突いてどうにかOKとなった。
 その光景を固唾を呑んで見守っていたツアー一行から拍手が起こった。以降この若い女性添乗員のへの信頼が高まったことは間違いない。それにしてもAir Canadaという会社は独占企業で、官僚的で、評判が悪いのだそうだ。

   

3.ナイアガラ瀑布

 時差13時間の関係で空路トロント到着は同日21:40であった。待機していたバスに乗り継ぎ、深夜の高速道路をナイヤガラに急ぐ。 カジノやホラーの見世物看板が多い街に入る。24時までのライトアップ時間ギリギリにナイヤガラ瀑布展望地点にバスを止めるが、かすかに滝と分かる程度でやがて闇に包まれてしまった。
24:20オウクホテル到着。翌朝起きてみると、32Fの部屋から眼下にカナダ滝をみおろす好位置にあることが分かった。



 ナイヤガラの滝はアメリカとの国境に広がる五大湖のうち、エリー湖から高度差100mのオンタリオ湖に流れ込むナイヤガラ川の中間点にあり、アメリカ滝とカナダ滝からなる。 この滝が出来たのは、およそ1万年前と言われている。しかし、この滝はそのあまりの水量と落差によって、崩壊し続けている。2万5千年後にはなくなるだろうと言われている。ナイアガラの滝は、ケスタと呼ばれる浸食の度合いが違う地層が重なり合う地形で、崖の上部は堅い苦灰岩で出来た地層だが、下部は薄くもろい泥質岩の地層なのだ。



                         <アメリカ滝(左)とカナダ滝(右)>

4.カナダ滝の展望遊歩道

5.霧の乙女号
 ナイアガラのハイライトは「霧の乙女号」に乗船しての滝つぼ観光である。
13ドルの入場券と共に支給される青いポンチョに身を包み、定員500名の船に乗り込む。デッキはもう満員である。
因みに霧の乙女とは、先住民の伝説に登場する聖女のこと。

<霧の乙女号船内で>
のポンチョは使い捨てだが、記念に持ち帰る。
6.アメリカ滝
 ゴート島によって2つに分かれているナイアガラはアメリカ滝が落差51メートル、幅300メートルカナダ滝が落差48メートル、幅900メートルという巨大さだ。船はまずアメリカ滝に近づく。風向きによるが、滝のしぶきが船にかかると目を開けられない。デジカメも船内から遠く撮影するしかない。

7.カナダ滝
 ついでカナダ滝に近づく。こちらはアメリカ滝よりスケールが大きい。しぶきで、幅900mもあるその全貌を見ることが出来ない。

    8.ナイヤガラ・オン・ザ・レイク
 ナイアガラの滝ツボ観光の前に、北20kmにある古都ナイヤガラ・オン・ザ・レイクの街を訪ねる。嘗てはオンタリオ州の州都であった。オンタリオ湖に面し、時計台を中心としたこじんまりとした街だ。

おみやげ店、プディック、雑貨ショップなど小さなお店が軒を連ねている。沿道にはブドウ畑がいっぱい。真冬に凍ったブドウを収穫し、濃縮発酵させたアイスワインはカナダ名産である。空港でもお土産品として45ドル程度で売っている。

<リスが飛びまわる公園の樹>
        9.公園のリス
 湖畔の公園の樹木や芝生はきれいに整備され、その中をリスが飛びまわっている。人工と自然がよくマッチしており、いかにも西欧的だ。

     

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