大藪谷から奥池・ゴロゴロ岳・観音山を歩く
2017.3.11やまぼうし
■日時:2017.2.14(火)/3.11(土)
■山名:ゴロゴロ岳(565.3m)、観音山(526m)
■場所:六甲山系 25000地形図 宝塚
■同行:エコハイクスタッフ6名/本番110名

仁川の源流大藪谷から奥池・ごろごろ岳・観音山を歩き鷲林寺に下る約10kmを歩く。

ルートタイム:盤滝口バス停10:11着/10:15→仁川渡渉点10:41→(大藪谷)→ケルン11:08→三叉路道標11:48→奥池園地(12:23〜昼〜12:53)→(別荘住宅)→ゴロゴロ岳13:19→奥池分岐13:51→観音山(14:08〜14:13)→(パノラマコース→せせらぎコース)→鷲林寺→鷲林寺バス停15:02→盤滝口バス停15:19/15:29発

Route Mapはここ

「大藪谷」
 武庫川エコハイクの下見である。2014年の台風豪雨以来行ってないので道が崩落していないどうか心配である。逆瀬川駅10:00発かぶとやま荘行バスで盤滝口下車だが一日2往復に減便されてしまった。帰りは絶対に15:29のバスに乗らなければならない。座席は30、定員は60人だそうだが、80人は詰め込めそうである。仁川沿いに車道を遡り、湯ノ口取水口を見て鷲林寺橋で旧道に入る。ハイカーのために設置したというゴミステーションと簡易トイレのある所が大藪谷の取付きで、仁川を渡渉して大藪谷に入って行く。ガードレールの切れ目に小さくマジックで奥池と書いてある。

以下写真には本番に備えて通過時刻を入れています。


盤滝口バス停10:15

湯ノ口取水口10:22

大藪谷取付き10:41
増水が心配だったが濡れることもなく飛び石を渡ることができたが、念のため予備の飛び石を集めておく。傾斜の土手を歩いていくがよそ見や話に夢中になっていると落葉に足を踏み外し谷に転落する。大藪谷川堰堤前の小広場で小休止。小天狗山分岐のケルンを越えて大藪谷を遡る。小天狗山へはこちら参照。

飛び石伝いに仁川を渡る(下流を見る)10:42

大藪谷川堰堤11:02

ケルン 小天狗山分岐11:08
大蛇谷川が合流してきた。地形図ではこの先大藪谷川を遡るようになっているが、道は大藪谷と大蛇谷に挟まれたやせ尾根を登って行く。本日最もきつい登りである。山側の道を進んでいるようで、芦有道路を通る車の音が近くに聞こえる。大藪谷川の源流を渡ると見覚えのある三叉路道標に出てきた。奥池・六甲最高峰・大藪谷の分岐点で西宮・芦屋の市境界でもある。

痩せ尾根の急斜面を登る 11:15

大藪谷川源流 標高500m 11:42

奥池・六甲最高峰・大藪谷三叉路 11:48
「奥池」
 奥池に向かって西宮・芦屋境界を進む。枝道がいろいろあり、近道をしたつもりが柵で行止り、戻る場面もあった。テープに惑わされないように最も大きな道を進めばよい。奥池の湖畔に出て、池をまわり込むと「奥池遊びの広場」に出てくるが、11月で閉園の張り紙があり、トイレを期待したが使えず。少し先の「奥池園地」の松林の下に座り込んで昼食とする。ハイカー用トイレは300m先の集会所にあって一人用の小さなものだったとのこと。

迷走(直進が正しい) 11:55

奥池のほとりに出る 12:13

奥池園地前(右は奥山貯水池)12:25
「ゴロゴロ岳」
 奥池からゴロゴロ岳へは山荘や別荘住宅の間の舗装道路を登っていく。行止りになってしまうのではないかと思いきや大きな住宅の門横にごろごろ岳の案内があった。この住宅の裏がごろごろ岳の山頂であった。三等三角点(点名剣谷565.3m)は祭壇に祀られるようにあった。立木の間から六甲林山や芦有展望台方面を見ることができた。

五六五六橋 13:00

山荘へ向かう 13:02

行止り右手にごろごろ岳の案内 13:17

ゴロゴロ岳 13:20
「観音山」
 観音山への道を行く。林に中のしっかりした道だが日陰のため雪が残っている。特に石段は危険だ。剣谷、奥池への道を分けて観音山せせらぎコースを見送り、展望岩まで歩く。地形図の526mの観音山は、登山道脇のヤブを掻き分けて登った大岩があるところで展望はよろしくない。青空が広がり、展望岩からは眼下に北山貯水池、甲山が、遠く大阪湾や阪神の市街地が一望である。 六甲山系では1,2を争う展望地といってよい。

ガベノ城・剣谷分岐 13:33

凍結の石段は慎重に 13:41

観音岩 14:05

観音岩からの展望 14:06
「鷲林寺」
 帰りのバスの時間が気になり、早々に下山にかかる。パノラマコースの岩場の下りにかかる頃天候が急変して激しい霰に見舞われ、あたりが白くなり始めた。急きょカッパを着たり、フードを被ったり。せせらぎコースへ下るころ、ようやく嵐が治まった。バスの時間が迫ってきたので一部の人は鷲林寺には立ち寄らず、駐車場を経て車道をバス停に急ぐ。鷲林寺参道入口には15:00頃下りてきた。どうやらバスには間に合いそうだが、本番は鷲林寺に立ち寄る時間がないかもしれない。しっかり時間管理が必要だ。また本番の案内には「一般向け」としたが、「健脚向け、岩場あり」に訂正したい。 パノラマコースの岩場の下りはロープもあり、結構厳しい。

パノラマコースの難所 14:22

岩場を巻いて下る 14:30

パノラマ・せせらぎコース分岐付近 14:30

せせらぎコース 14:40

鷲林寺 14:48

鷲林寺参道 14:51

鷲林寺参道入口 15:01

観音山を振り返る 15:05

盤滝口バス停へ急ぐ 15:15

*3/11の本番では103名の参加者があり、バスに乗り切れないなど大変な迷惑をかけてしまった。こちら参照

*参考 バス時刻(土曜日):◇西宮方面:鷲林寺15:23(阪神)、15:40(阪急)、甲山高校前15:19(さくらやまなみ)、15:22(阪神)、15:39(阪急)、◇宝塚方面:盤滝口15:29(阪急逆瀬川)


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