up 2017.5.12HRY
金剛山 カトラ谷お花畑へ
千早登山口〜千早本道〜国見城址〜カトラ谷お花畑〜伏見峠〜百ヶ辻
日時:2017.5.8(月) 天気 晴 黄砂
行先:金剛山カトラ谷お花畑
    大阪府・奈良県境 1/25000地形図 御所・五條
集合:南海電車難波駅8:10(または8:50河内長野駅)
参加者:山歩会20名(男性9名、女性11名)
「森林浴の森100選」にも選ばれている金剛山は、四季折々自然が満喫できるとても魅力的な山です。今日は、新緑の中森林浴をしつつ、多くの山野草を観察しながら歩くことにしました。
行程:
金剛登山口9:50→千早本道→国見城跡(山頂)(11:30着.昼食)12:05→カトラ谷お花畑往復(12:05〜13:10)13:20→葛木神社(本殿裏の葛木岳が最高地点1125m)13:35→湧出岳(1112m 一等三角点)13:50→展望台14:20 (ここからロープウェイ下山組と徒歩下山組に分かれる)→伏見峠14:35→金剛山ロープウェイ前(15:15着)バス発15:44・・・河内長野駅(16:25着)
(歩行約10km)

Route Map


≪金剛山カトラ谷お花畑のニリンソウ≫
「千早本道〜国見城址」
 河内長野駅のバス停は、ゴールデンウイーク明けの平日にも拘わらず、長い列が出来て、金剛山の人気の高さを実感させられました。満員のバスの中では、お花情報が、飛び交い、ワクワクさせられました。 最初カトラ谷から登る計画でしたが、人数の多い団体では危険じゃないかとのご助言を頂き、千早本道から山頂を目指す事にしました。階段ばかりの急登でしたが、所どころ広い休憩場所もあり良く整備されていました。チゴユリの群生やユキザサ、満開のサクラ等に元気づけられ、何よりも健脚の皆様のお陰で予定より早く頂上に到着しました。 

スタート(520m)、本日のリーダーは田中さん

3号目付近(670m) 階段、階段、階段・・・

5合目(790m)

8号目ブナ林(960m)

国見城址広場と金剛ザクラ(1075m)

国見城址(金剛山頂)で
「カトラ谷お花畑」
 昼食後、国見城址の淡く優しい金剛サクラを後に、松生様のご案内でいよいよお花畑へ出発です。ヤマシャクヤクも咲いていると他の登山者のお話を耳にとても狭く急な階段を慎重に下ります。降り切った先に満開の白い花びらの清楚なニリンソウの群生が、風に吹かれていました。その中に2輪だけイチリンソウが咲いていました。(もっと咲いていたかもわかりません。)横の小さな谷を登るとヤマシャクヤクは、白い花弁を開き始めたばかりでした。

カトラ谷へ激下り

カトラ谷花畑(標高975m)

ヤマシャクヤクの自生地へ

ニリンソウ群落

見頃のニリンソウ

カトラ谷お花畑で

ニリンソウ

イチリンソウ

ヤマシャクヤク

ヤマルリソウ
「葛木神社〜念仏坂」
 お花を堪能した後、 国見城跡(山頂)に戻って葛木神社、湧出岳の一等三角点を目指し展望台へと歩を進めました。展望台で360度の展望を楽しみ、ここで時間があるので念仏坂を歩くコースとロープウェイに乗るコースに分かれました。下山のアスファルト道には疲れましたが、コクサギの花を見ることが出来、私には、楽しく充実した一日でした。

転法輪寺の金剛ザクラ

夫婦杉

葛木神社(1125m)

湧出岳一等三角点1111.9m

展望台(大峰山系は黄砂でかすむ)

展望台からロープウェイ・香南荘を望む

念仏坂を下る

ロープウェイバス停(620m)は長い列

―登山道の出会い―


ユキザサ(千早本道)

ミヤマカタバミ(千早本道)

ヤマネコノメソウ(千早本道)

ツルカノコソウ(千早本道)

オオバタネツケバナ?(千早本道)

カテンソウ(千早本道)

ミヤマハコベ(千早本道)

チゴユリ(千早本道)

ミヤコアオイ(カトラ谷)

ヤマエンゴサク(カトラ谷)

タニギキョウ(カトラ谷)

エンレイソウ(カトラ谷)

ニリンソウ(カトラ谷)

イチリンソウ(カトラ谷)

ヤマシャクヤク(カトラ谷)

ヤマルリソウ(カトラ谷)

ミヤマシキミ(カトラ谷)

ヤマブキソウ(念仏坂)

フデリンドウ(念仏坂)

キケマン(念仏坂)

今日は、お天気にもお花にも恵まれましたが、なによりも参加者の皆様のご配慮と、知識の深さに恵まれました。深く感謝します。

文/田中、撮影/笠間・平山、編集/平山
企画:MNC山歩会

武庫ネイチャークラブ

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