UP 2019.9.28 やまぼうし
MNC山歩会 2019年9月例会
近江富士 三上山
野洲駅~表登山道~山頂~裏登山道~山出前バス停 ・・(🚌)・・野洲駅
 ◇ 日時:2019年(令和元年)9月16日(月・祝)、天気 晴れ
 ◇ 集合:JR野洲駅  9:50
 ◇ 行先:三上山(432.0m)  歩行 約7km 歩行時間 3.5時間
 ◇ 参加者:MNC山歩会 15名(男9、女6)

三上山は新幹線で滋賀を通る際に車窓から見ることができる山の一つ。平野部の残丘でよく目立ち、別名「近江富士」とも呼ばれる高さ432mの山。関西100名山。ジュラ紀の丹波帯付加コンプレックスからつくられていてチャートを見ることができる。この山を7巻半した「大ムカデ」を弓矢で退治しという伝説が残り「ムカデ山」ともいう。麓に鎮座する御上神社の御神体でもあり、山頂には奥宮が祀られている。

<御上神社付近からの三上山>
コースタイム:
JR野洲駅9:45~御上神社10:15~表登山口(10:20~10:35)~妙見宮跡10:55~二越11:10~割石11:22~男山頂上(12:00~昼食~12::30)~裏登山道~打越(女山分岐)13:05~天保義民碑(13:25~13:30)~裏登山口13:35~山出前バス停13:40/13:53・・・(滋賀バス)・・・野洲駅14:05
行程案内図

‟打ち出でて 三上の山を 詠れば 雪こそなけれ 富士のあけぼの”(紫式部)
‟三上山のみ夏知れる姿かな”(松尾芭蕉)

本文
「表登山道」
 野洲駅を東に8号線で右折、三上山のなだらかな美しい稜線、ところどころ刈り取りの終わった田んぼを観ながら御上神社へ。御上神社は三上山を神体山とし、天之御影神をまつる。神社前を左折表登山口より三上山を目指す。いきなり階段の連続だ。スギ、ヒノキが多く、展望は全くない。

御上神社

表登山口 標高105m

いきなり階段
妙見堂跡地で一息つくが、また階段だ。二越で中間点を過ぎる。頂上まであと400mだがこれからが大変だ。

妙見宮跡180m

二越240m(山頂まで400m)

二越岩場から山頂を望む

割岩<これが噂の『メタボ健診』ポイント>
大きな岩と岩の間に人一人だけ通れる割れ目、男女各1名が通過、残念ながら他はパス。

割岩305m

男女2名が通り抜けた

険しい岩場登り350m付近

岩場から琵琶湖・比叡山の展望 流れは野洲川
「山頂」
割岩から続く岩場登りをこなし、1時間15分で山頂に到着する。標準40分とは健脚の若者の時間だ。しかし、小さな子供や赤ちゃんを抱いた主婦まで登ってくるには驚いた。立ち木に囲まれて展望はないが気温22.5℃と涼しい。お昼とするがしばらくは食欲なし。

岩場の登りが続く 380m

御上神社奥宮(頂上直下)、手前は磐座 420m

三上山頂上432mで昼食

三上山山頂で 432m

「裏登山道」
裏登山道を下る。表登山道は岩場が多く健脚向きだが、裏登山道はスギ、ヒノキの木の根道が多く一般向きである。約1時間で下山する。シーズンの9/23~11/3は入山券500円が必要であった。今日はセーフである。

東竜王422m

木の根道を下る400m

打越(女山分岐)250m

保民祠と天保義民碑(クリックで案内板拡大)120m

裏登山口へ下る105m

9/23~11/3は入山券¥500が必要

山出前バス停
今日は、天候にも恵まれ、参加者15名と盛況でした。小学生の遠足でも登る山と聞いて楽観していましたが、階段の連続と頂上直下の岩場登りの連続に、後期高齢の私ににとってはハードな山登りでした。
やまぼうし

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