up 2020.1.20やまぼうし
名塩から畑山縦走
名塩南台〜南山北尾根〜玉ヶ辻〜美し丸〜畑山〜金仙寺湖
日時:2020.1.3(金) 晴
山名:畑山(528.7m)、玉ヶ辻(525m)、美し丸(535m)
同行:ハナミズキ
昨年赤坂峠側からの登頂に失敗した畑山。今回は東側の名塩からトライする。明確な登山道(作業道)があり、稜線は明るい自然林が広がり、冬枯れの木立の間から六甲山や名塩の街並みがのぞく。途中、稜線上の2か所の無線アンテナに立ち寄り、NTT無線中継所のある畑山に到着する。帰りはNTT管理道を下ったが途中で金仙寺湖に下ろうと近道したのが失敗。とんでもない結末となった。

<船坂から畑山を望む>
ルートタイム:
西宮名塩駅10:30発・・・(阪急バス)・・・ 名塩南台中央10:38→登山口10:52→南山分岐11:18/11:30→玉ヶ辻12:28→途中昼食(12:31〜12:58)→美し丸アンテナ13:05→畑山13:35/13:58→旧第二電電アンテナ14:10→(NTT管理道)→金仙寺湖分岐14:58→三田屋15:22→金仙寺湖15:32→金仙寺口バス停15:52/16:09発・・・(阪急バス)・・・西宮名塩駅16:30
Route Map 

「名塩登山口」
 西宮名塩駅から名塩南台行きのバスで10分足らず、名塩南台住宅のほぼ真ん中の南台中央で下車する。登山口を尋ねようと思っても人っ子ひとりいない。台地上の住宅と思っていたが結構傾斜地で地図上で見ると標高180m〜250mに住宅が広がっている。バス道を戻るように南の山すそに向かって歩く。住宅のはずれに山に登る広い階段があった。これに間違いない。階段を登り詰めると山道となった。しばらくで通せんぼのロープは松茸山9〜11月入山禁止であった。落ち葉の下は舗装の道である。山上には送電線が走っているが鉄塔建設のためだろうか。西宮名塩駅を示す案内板が転がっているのはハイキング道に違いない。斜め、斜めに登っていくと大きな分岐に差し掛かる。地図で確かめると左(南)へ登っていく道は阪山三等三角点439.3mの方向である。阪山は目標の一つなのでその方向に歩く。依然として舗装の道だが、荒れて倒木が多く、あまり歩かれてはいない。広い谷に来たがもう舗装はなく、やぶ状になり、ぬたばもある。左右と前方はこんもりと盛り上がった疎林だが踏跡も目印類もない。進むか戻るか。やっぱり戻ろう。南山はあきらめた。加齢が勇気をなくした。

名塩南台住宅と南山

登山口

登山口を見下ろす

松茸山入山制限

舗装の登山道

南山への道 迷走
「稜線の道」
 明瞭な道は稜線に達したようだ。左分岐の木の枝でのとうせんぼは先ほどの道につながって南山へ行くようである。雑木の明るい気持ちのいい道だ。誰が歩くのだろうか幅も広い。冬枯れの木立の間から、名塩の町や六甲連山がのぞく。植生は乏しいが足元にミヤマシキミがある。林にカタカタカタと響く音はコゲラの巣穴作りだ。緩やかな起伏を繰り返しながら標高は500mを超えてきた。登山道を外れて玉ヶ辻に寄る。標高約525mのピークは雑木に囲まれて展望はない。風が冷たくなってきたので日差しのある凹地を見つけて昼食をとる。

稜線はコナラ、リョウブのプロムナード

稜線上に広がる雑木林

コゲラの巣づくり

玉ヶ辻山525m

ミヤマシキミ
「美し丸」
 稜線の道は少し下っていく。左右への分岐があり、右は四等三角点名塩へ、左は美し丸であるが見送り登っていくと大きなアンテナで行き止まり。美し丸(535m)は先ほどの分岐を行かなければならなかったが今更戻れない。アンテナを囲むフェンスを回ってみると反対側に出ることができた。こちらが正面で、この先にきれいな管理道が続いている。この施設には何の表示もないので、後で調べてみると旧第二電電(現KDDI)のものらしい。まっすぐな管理道を下っていくと、畑山へ向かうNTT管理道に合流した。黄色の標識があり3200とある。これは管理道入口ゲートから3.2kmの位置にあることを示している。GPSを取り出して現在地を確かめようしたが電源が切れている。電池を交換してもだめです。後日分かったことは、内蔵の地図が不良で電源が入らないのです。こんな不具合は聞いたことがありません。添付ルート図のこれから先の軌跡はGPSではないのでご注意ください。

旧第二電電アンテナ

施設正面

NTT管理道に合流 3200ポイント
「畑山」
 NTT管理道を進むと畑山で終点です。黄色標識は4200、標高は520mを示しています。中は小広場となっていて、いくつものアンテナが立っています。4段のひときわ大きいアンテナがNTT畑山無線中継所です。周囲からよく目立ち、畑山のシンボルです。その隣が神戸市消防無線、奥がNHK西宮山口テレビ・FM中継放送所です。民放共同の西宮山口テレビ中継所もあります。NTTアンテナを回り込んだ所に二等三角点東久保(528.7m)があります。もう少し先には関西テレビのデジタルテレビ中継局アンテナがありました。休憩して地図を広げる。地形図には赤坂峠方面に下る道があり、探してみましたがありました。古いテープが林の中点々とありますが、踏跡も定かでなく、GPSも故障してしまいましたので今日は諦めました。

NTT畑山無線中継所

二等三角点東久保528.7m
「NTT管理道」
 赤坂峠へ下りれば近いのですが、NTT管理道を下ります。過去に何度か歩いたことはありますが、長くて退屈な道です。畑山から少し下った地点4000P付近で左に分岐して登る道を行ってみます。突き当りにあるアンテナはKDDIの携帯アンテナと奥は警察無線アンテナのようです。途中、地形図では赤坂峠から登ってくる点線の道があるのですが、テープがあったものの、踏跡らしいものはありませんでした。前回失敗した道です。

KDDI、警察無線へ

KDDI携帯アンテナ

警察無線
「袋のネズミ」
 NTT管理道は美し丸を回り込んで下っています。地形図では山頂から金仙寺湖に向かう尾根の点線道があるのですが見つけられませんでした。2400Pで大きな沢を渡りますが、上るように踏跡がありましたが猟友会の看板があるのでハイキング道ではありません。でもこの先で往路に通った美し丸の分岐につながるようです。
 1200Pぐらいまで下りたでしょうか。右手に分岐する舗装の道がありますが、バリケードで通行止めとなっています。NTT管理道は長いので、バリケードを越えて金仙寺湖への近道を下ることにしました。立派な舗装道路(車道)が金仙寺湖に向かっています。真新しい堰堤があるので、このための工事用道路のようです。阪神高速7号線が見えてきましたが再びゲートで通行止めです。横をすり抜けると長い橋が見えます。湯口橋で船坂川をわたります。右手に金仙寺湖の湖面が見えています。
 県道が近づきましたが、三度目のゲートです。このゲートは厳重で、高さ2m、上部は鉄条網で、道路ばかりでなく周囲を取り囲んでいます。左手は畑ですが、橋の欄干から川の土手までフェンスが続き、畑に出られません。右手が竹藪です。歩くのも大変な密集した竹藪で、フェンスが竹林外れの高い擁壁まで続き、隙間はありません。回り道や隙間もなく完全に封鎖されてます。干支ではありませんが、まさに袋のネズミです。ハナミズキが戻ろうと催促しますが30分以上はかかるでしょう。
 む、む、む、参った。なんでこれほどまでに厳重に封鎖しているのでしょうか。沈思黙考・・・。結果的に脱出することができましたが、どうしたかって?内緒です。とにかく県道は三田屋の前に出てきました。同じ間違いを犯すハイカーがいるに違いありません。NTT管理道からの進入路にしっかりと歩行者通行不可と表示すべきと思います。私たちのように。車が通行できないだけと思って入り込むハイカーが多いと思います。

通行止めのNTT管理道からの分岐(向いがNTT道路)

快適な車道(背景の山は美し丸)

2度目の通行止めフェンス

船坂川と金仙寺湖、橋は阪神高速7号線

湯口橋 向かいは県道

県道への出口は厳重に封鎖
「金仙寺湖」
 三田屋前を通り金仙寺橋の歩道橋を渡る。正月とあって、歩道のない(狭い)県道は車がビュンビュン飛ばし危険である。金仙寺口バス停まで30分歩き、西宮名塩駅・宝塚駅行きのバスに乗車する。素晴らしい稜線歩きの反面、反省しきりの畑山であった。

金仙寺橋から畑山を振り返る
寒林に巣作りの音響きけり     ハナミズキ
関連ページ:畑山と丸山(2002.5.25/2010.5.3)

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