up 2020.12.30やまぼうし
宝塚 中山 桜台から東尾根
中山桜台〜縦走路〜中山最高峰〜天宮塚〜東尾根〜中山寺
◇日時:2020.12.21(月) 晴れ
◇山名:中山最高峰(478.0m)
     2.5万地形図 宝塚
◇同行:単独
中山連山で未踏であった中山桜台から登り、天宮塚を経て東尾根コースを中山寺へ下る。特に険しいところはなく、中山台住宅にお住まいの人には手ごろな山歩道と思われる。
行程:
阪急中山観音駅10:15…(阪急バス)…中山五月台7丁目バス停10:33→中山桜台登山口11:13/11:17→中山縦走路11:29〜中山最高峰11:49/12:04→東尾根分岐12:17〜天宮塚12:25→足洗川渓谷12:41〜東尾根分岐12:46〜東尾根ピーク12:53/13:02→シンボル広場分岐13:12〜石柱#50 13:42/13:51〜中山観音公園梅林14:09→中山寺14:17/14:25→阪急中山観音駅14:32
Route Map(GPS)はこちら
本文
「中山桜台」
 地形図で見て、中山最高峰に最短で登れるコースは中山五月台からと考えて、阪急中山観音駅から中山台経由山本行のバスに乗る。中山五月台7丁目で下車する。すでに標高は290mあり、山頂までの登りは180mである。中山五月台小学校の西端(315m)から直接中山最高峰に至る波線があり、普通の足なら30分で登れる計算である。取付を探している途中でお会いした女性に地図を広げて道を尋ねると、中山へは登ることはあるが小学校からの道は知らないという。代わりに桜台から登る道を教えてくれた。
 とにかく、小学校の西端に行ってみた。ありゃ、行止りだ。小学校に隣接する幼稚園の門が固く閉ざされ、関係者外立入禁止である。ずっとフェンスが張り巡らされて山へ立ち入ることができない。地形図だけではわからないものだ。
 女性に教えられた通り、バス道を中山桜台へ戻る。警備員の詰所のあるところから、豪邸の立ち並ぶ坂道を上っていく。住宅の北端標高390mの上に配水池があり、そこが登山口であった。ここからは標高差80mの登りで中山最高峰である。桜台6丁目バス停で下りるのが最短である。

中山五月台7丁目バス停 標高290m

マンション前を小学校へ向かう

幼稚園で行止り

中山桜台北端の住宅から配水池へ入る

配水池前の登山口 標高400m
「中山最高峰」
 一息入れて、登山にかかる。広く緩やかな道が縦走路に向かう。高齢の男性が下りてきた。近くにお住まいで、山歩道にしているという。10分ほどの登りで縦走路450mに合流した。これは近い。フェンスの続く縦走路を最高峰に向かう。最高峰少し手前に左に折れる道があったので行ってみる。男性とすれ違う。聞けば、北側を回り込んで最高峰に至る道で、途中で左折すれば武田尾方面と教えてくれた。十字路で右折して登っていくと見覚えのあるザレ地に出てきた。十万辻道路から大峰山、武田尾へ行く道である。女性グループが下りてきたのは武田尾ではなく、私が今辿って来た道を経て奥之院に行くとのこと。
 山頂は一組の年配夫婦と単独男性が食事中であった。広場中央の2等三角点中山478.0mにタッチする。北摂の山々を見ながら昼食を摂る。北正面に大宝塚GCを挟んで鳥脇山、その向こうに北摂の山々が広がる。目を凝らせば京都愛宕山も見える。東に目をやれば能勢妙見山から箕面の山々が近い。

雑木林の登り

中山縦走路に合流

中山最高峰

大宝塚ゴルフ場の彼方に北摂の山々の展望

川西・豊能の住宅地と能勢妙見山
「天宮塚」
 体が冷えてきたので、東尾根を下るという年配夫婦の後を追うことにする。その前に中山五月台小学校へ下る道を確認する。閉鎖されてはいないが、どこへ降りるのだろうか、宿題が残る。(後日、フェンスで行止りであることが分かったが、抜け穴があった)。フェンスの縦走路を中山寺方面に戻り、左に足洗川口、桜台口を見てすぐの道標で中山駅方面に進む。まもなく天宮塚である。中山連山の中ではよく目立つピークで、山頂に聖徳太子修行記念碑と白龍大神の碑が建つ。直下から南面の展望は連山一だろう。大阪高層ビル群から阪神間の市街地、大阪湾、六甲連山が展望する。これから下る東尾根も見える。

中山駅/奥之院分岐

天宮塚

天宮塚からの展望
「東尾根コース」
 展望を楽しんで下山にかかるが、岩ゴロの急斜面は滑りやすく慎重になる。下りたところは足洗川渓谷で、足洗川コースが合流する。そのまま渓谷を下ればシンボル広場に至るが、途中から左へ分岐して岩場を登る。登り切ったところが東尾根ピーク(348m)で、ここから中山寺へ至る尾根道が東尾根コースである。中山桜台住宅の西端の雑木林を下っていくことになる。

足洗川コース(右)に合流

足洗川渓谷で左の岩場を登る

東尾根ピーク348m

中山駅/シンボル広場分岐

雑木林の道
シンボル広場へ下るという年配夫婦と別れて尾根筋をどんどん下っていく。ところどころに岩場があるが基本的に雑木の道で、赤ペンキで塗られた石柱が続く。桜台小学校付近のNO.72で気付き、テレビ中継アンテナのNO.46までは確認できた。ほとんど展望はないが、石柱NO.50付近とテレビ中継アンテナ付近から中山台住宅と背後の中山連山を望むことができた。シダ原に出て道標を右に分岐して下ると、中山寺観音公園(梅林)の裏木戸に出た。

中山連山の展望

テレビ中継アンテナ 石柱NO.46

シダの原

中山観音公園(梅林)の裏木戸

中山観音公園(梅林)
「中山寺」
観音公園(梅林)から中山寺境内に入る。本堂は”しまい大師”でにぎわっていた。最近完成した五重塔が青空に光り輝いている。しばし休憩ののち参道を下り、中山観音駅に至る。中山は清荒神、中山奥之院参道などから過去何度か登っているが、今日は中山桜台コースと東尾根コースを知ることができた。前日と合わせて4つの未知のコースを歩くことができて満足である。

中山寺本堂

中山寺山門
やまぼうし

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