up 2023.7.17/2021.3.1やまぼうし
箕面 六個山
教学の森〜六個山〜落合谷〜箕面滝道
◇日時:2021.2.25(木) 晴
◇山名:箕面 六個山(395.8m)
     2.5万地形図 広根
◇同行者:なし
ルートタイム:
箕面駅10:12〜新稲バス停10:37〜教学の森野外活動センター入口10:49〜西尾根登山口10:55〜(西尾根ルート)〜キャンプ場11:18〜六個山11:48/12:27〜青空展望台12:43〜(管理道)〜D2ハート広場12:55〜E2通行止13:40〜E17落合谷分岐13:47〜(落合谷)〜箕面滝道14:12〜箕面駅14:42
Route Map (GPS) 歩行約8km、 箕面ハイキングマップ

<宝塚から見る六個山>
20年ぶりに箕面教学の森六個山を訪れる。山頂の樹木が伐採され大展望の山に変身していた。
「教学の森」 
 箕面駅から滝道に向かうでなく、箕面池田線(R9)を西へ歩く。約20分、新稲(にいな)バス停の先に教学の森野外活動センターの道路標識があるので、右折して山に向かう。誰もいないと思ったが、途中の半町池で野鳥観察の女性グループがいる。立ち寄ってみると池にキンクロハジロ、オオバンが泳いでいる。ミモザアカシヤ咲く車道を緩やかに上り、教学の森野外活動センターの門を入る。しばらくで左に六個山西尾根登山口があった。標高184mの道標と案内板があり、丸太階段が登っている。50mほど急登とすると尾根に到達し、ここから尾根道がほぼ一直線に六個山に向かっている。テーブルベンチを過ぎると右手にキャンプ場や野外活動センターの建物が見えてくる。左手に急降下する道は石澄の滝へ向かう。階段が多いが、山道らしくなってきた。初めて展望が開け、谷の間に大阪市街が覗いた。看板によれば淡路島も見えるようだが今日は霞んでいる。

新稲(にいな) 正面は六個山

教学の森野外活動センター入口

六個山西尾根登山口

西尾根のベンチ

大阪・淡路の見える展望地
「六個山」
 急登する。案内図にない枝道が多数あり迷いやすいが、どこかで合流するようだ。今まで気づかなかったが、木製の道標以外に白地金属板の道標があり、番号がついている。山頂直下にD-25標識、D-31危険立入禁止があったが、箕面の森ハイキングコースの要所に設置されているようである。元来の登山道ではないが、樹木が伐採された丘を登る。展訪が開けてきたと思ったらもう六個山頂上であった。25年前とイメージが全く変わってしまった。ほとんどの樹木が伐採され大展望の山になった。過去の記録を見ると展望なしである。2等三角点松尾山395.8mは変わらない。
 先客男性が一人テーブルで昼食中であった。もう一方のテーブルで展望を楽しみながら昼食を摂る。快晴のお天気に、大阪高層ビル群、大阪湾、阪神市街、伊丹空港、六甲、中山連山などが広がる。目を凝らせば六甲山麓、宝塚市逆瀬台小学校の校舎が白く光り、その下の我が家も見えそうである。トレランの女性が通り過ぎて行った。次いでシニア女性2人組が到着、弁当を広げる。箕面の山をいろいろ歩いているようで石澄の滝に行ってきたとのこと。この方にこれから先の道をお聞きする。

六個山頂上

2等三角点松尾山395.8m

六個山からの展望
「管理道」
 山頂へは西から登ってきたが、南と東に登山道がある。どちらへ行っても途中で合流すると女性ハイカーのお話なので今日は南へ下ることにする。いきなり激下りの階段である。先ほどのトレラン女性はこの道を下りて行ったのだろうか。トラロープをつかみながら慎重に下る。傾斜が緩んでトラバース道となる。中尾根分岐を見送って進むと青空展望台D23である。絶壁の上なので南の展望が絶佳である。大阪高層ビル群の彼方に生駒、葛城、金剛の山々が見える。管理道に下りてきたD21。野外活動センターからハート広場に伸びる車道である。管理道を歩く。ここにも展望台がある。ほぼ並行して山道もある。D2地点に到着、管理道はここが終点。道が左右に分かれる。右は桜谷を経て滝道へ下りられそうだが、左へ進む。大きな東屋がある。トイレを期待したがなかった。

激下りの六個山南道

青空展望台D23 生駒、金剛、葛城山が見える

管理道へ下りるD21

ハート広場D2
「五月山へ」
 東屋を過ぎて再び山道に入る。登り切ったところがT字路D36で、右桜谷コース、左東尾根コースとある。桜谷コースを進んだがGPSが反対方向だと言っている。入り組んだ道を道を辿ってきたので私のナビがおかしくなったようだ。戻って東尾根コースへ進む。この東尾根がどこを指すのかわかっていない。三叉路D35にぶつかる。目の前が箕面ゴルフ場のフェアウェイである。これで感を取り戻す。ゴルフコースを左に見ながら五月山方面に歩く。E15分岐で右落合谷・滝道、直進ようらく台・五月山である。直進する。女性2人組がやってきた。ようらく台から来たが通行止めをくぐりぬけてきたという。再びE17分岐だが直進の道がないので、落合谷方面に歩くがまたもGPSは直進を指示する。戻る。わかった、直進の道は崩落しているのだ。回り道があったのである。E2ベンチのある小ピークで直進通行止め表示である。右へ下る道があるが落合谷方面のようだ。通行止め表示の道からシニア夫婦がやってきた。聞けばようらく台から来たが、一般の人では通行できないようなひどい道を通ってきたという。GPSは直進を示すが、この先三国峠から箕面山を経て滝道に下るのはあきらめる。

箕面GCを左に見て(D35〜E15)

落合谷分岐(E17)右へ、直進は五月山

工事通行止め(E2)
「落合谷」
 ご夫婦の後に従って滝道へ下ることにする。先ほど通過したE17へ戻り、落合谷を下る。若者?は歩くスピードが早い。道すがらお聞きすると、この方は日本100名山を踏破し、今は近隣の低山歩きをしているという70才。谷筋は崩落や倒木が多くて危険だが落合谷は整備されていて歩きやすい。険しい岩場道もあるが、私を気遣って待っていてくれてありがたい。五月山・ようらく台方面から下ってきた道が合流し(E1)、トンネルをくぐると滝道であった。滝道の道標は五月山となっている。箕面大滝方面に行くご夫婦と別れて、一人滝道を下る。駅まで1.2kmである。コロナ禍で人通りが少なく沿道の茶店は休みが多い。おなじみの昆虫館、瀧安寺を経て箕面駅に到着。女性ハイカーに聞いた箕面ハイキングマップが欲しいので観光案内所へ行ったが木曜日は休館であった。

落合谷を下る

左から五月山からの道が合流E1

トンネルを出ると滝道

箕面滝道を下る

箕面スパーガーデン
六個山から三国峠・箕面山を歩くという今日の予定は、後半落合谷を下るということになってしまったが、未知の道を歩いたことでよかったと思う。箕面の森には未踏のコースが多数あり、元気なうちに歩いてみたい。
やまぼうし

トップ表紙へ戻る 

inserted by FC2 system