up 2023.2.26 /2022.4.24やまぼうし
北摂 青貝山ミツマタ群落を歩く
妙見口駅〜吉川峠〜ミツマタ群落〜青貝山〜箕面森町〜吉川峠〜妙見口駅
◇日時:2022.3.27(日) 晴
◇場所:青貝山(391.4m)、ミツマタ群生地
     豊能町・箕面市境界
◇同行者:女性2名
行程:妙見口駅9:20〜吉川峠9:55〜トンボの辻10:15〜ミツマタ群生地A10:25/10:40〜(谷筋迷走)〜青貝山尾根取付10:52〜鉄塔(トンぼ池4)11:08〜ミツマタ群生地B11:14/11:25〜青貝山(11:52昼12:28)〜箕面森町12:42/13:18〜エドヒガンの道分岐13:25〜ミツマタ群生地C13:45/14:00〜吉川峠14:18〜妙見口駅14:50
Route Map(GPS) 歩行 約11km
「吉川峠」 
 妙見口駅を降りて初谷川渓谷方面に歩く。妙見ケーブル方面へ行く人が多い。民家の庭のミツマタは満開で青貝山に期待が持てる。吉川峠だ。大きな配水タンクは22年前と変わらない。道標があり、天台山妙見山方面は配水タンクの道へ、下っていく車道は箕面森町とあるが青貝山の表示がない。今日は一度行ったことがことがあるという女性に従って車道を下っていく。森林を抜ける道の途中から左折していく。天台山31の緊急通報ポイントがある。そのまま進んでいくと青貝山標識(青貝山1P)があって右下へ下っていく。ミツマタ群生地へは直進する。

吉川峠(天台山1P)

右に分岐天台山31P(手前は箕面森町へ)

青貝山1P 右下は青貝山へ

トンボの辻、奥にトンボ池(天台山33P)
 「ミツマタ群生地」
 トンボの辻から森の中へ入り、抜けたところがミツマタ群生地だった。暗い風景の中でひときわ輝く黄色のミツマタにアッと驚く。花畑のように広がっているのでなく、谷筋に密集しているのがすごい。奥の方に進みたいが昨夜の雨で足元が滑るので入口の高台でしばらく眺める。案内によると隣の谷にもミツマタがあるというので行ってみる。はじめは踏跡道があったが、二股の谷のところで消えてしまい行止り。あきらめて引き返そうとすると別の組がやってくる。しばらく返ってこないところを見ると奥へ進んでミツマタに出会えたのだろうか?

間もなくミツマタ群生地

谷筋にミツマタ密生

ミツマタUP

ミツマタ群落A
「青貝山へ」
 元の道を引返して青貝山への登山道に取りつく。トンボ池2の標識がある。急登道で息が切れる。トンボ池3Pで一つのピークに達する。山を下りてくる単独女性の話では、この先にミツマタの群生地があるという。明るくなって鉄塔の所に出てきた。トンボ池4の標識が立つ。展望が開け、目の前に青貝山が、遠く中山、羽束山、大船山が霞む。しばらく進むと右下にミツマタが見えた。断念した谷を登ってくるとここに至るようだ。しかしほとんどの人はこの谷に降りて、また登ってくるようだ。しばし休憩する。道が大きくターンして青貝山へ向かう。標高は400mを越えてきた

青貝山は左へ(トンボ池2P)

鉄塔 トンボ池4P

谷間にミツマタ群落B

青貝山
 右に谷を見ながら尾根道を歩いていくと突然数頭の馬が現われて驚く。乗馬競技会のようだ。急な山道をどこから登ってきたのだろうか。ヒズメの跡は青貝山山頂(391.4m)まで続いていた。山頂広場はハイカーで満員であった。林間に六甲、中山を望むことができた。葉が生い茂ったら展望はないだろう。三角点にテングチョウが羽を広げていた。

乗馬競技会?

青貝山山頂広場

青貝山山頂(青貝山7P)

青貝山3等三角点391.4m
「箕面森町」
 青貝山山頂から元の道を戻る途中の「とどろみの森19P」から下山する。100mも下らないうちに箕面森町(しんまち)(とどろみの森18P)へ降りたつ。青貝山への最短登山口である。森を切り開いてできた新しい街は、電柱もテレビアンテナもない。交通は阪急バスで千里中央駅と光風台駅につながっていた。街の東端の川に沿って南下していくと大型スーパー「TRIAL」があり、駐車場はほぼ満車であった。今日初めてのWCがある。止々呂美とときわ台を結ぶ車道を西進しR117手前で右折し、エドヒガンの道(吉川光ヶ谷)に入る。

青貝山登山ルートから箕面森町(しんまち)を展望

電線もテレビアンテナもない街

大型スーパーTRIAL

止々呂美とときわ台を結ぶ車道

エドヒガンの道(吉川光ヶ谷)へ下る
「エドヒガンの道」
 青貝山南尾根と東ときわ台に挟まれた谷筋(吉川光ヶ谷)を北上する。小型車も通れる道はエドヒガン、ヤマザクラが多い。もう1週間もすれば満開の花が見られるだろう。同行の女性は1週間後に訪れてミツマタとエドヒガンを堪能したという。途中のミツマタ群生地の看板を右折する。5分ほど奥へ入ったところにミツマタが群生していた。ミツマタAほどではないが谷筋に密集している。今日3回目のミツマタである。再びエドヒガンの道に戻り北上する。間もなく吉川峠というところで、けが人をそりに載せた消防隊に出会う。奥さんらしい人が付き添っている。聞けばミツマタを見に来たハイカーで、足を滑らせて転倒し動けなくなったという。おそらく骨折だろう。昨夜の雨で道は滑り易く、私はかなり慎重に歩いたのである。無事に吉川峠に帰ってきた。こんな近場にミツマタ群生地があるとは知らなかった。丹波愛宕山のミツマタに比べれば小規模だが密集しているので際立って美しい。

エドヒガンの道

ミツマタ群生地案内版

ミツマタ群落C

遭難者

棚田の風景(東ときわ台から妙見口方面)
やまぼうし

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