更新2023.5.22/2023.1.18やまぼうし
新春の宝塚・行者山を歩く |
◇日時:2023(R5).1.3(火) 晴
◇場所:行者山東観峰(383m)、行者山(415m)
宝塚市
◇同行者:ハナミズキ
行程:北逆瀬台口10:58〜青葉台分岐11:25〜南テラス11:42〜東観峰11:50/11:58〜行者山12:15〜六甲縦走路分岐12:25〜ゆずり葉台口12:40〜岩倉橋12:55〜西高校バス停 13:12
「北逆瀬台口」
久しぶりで行者山を歩く。毎日曜日の定例登山にはついていけなくなったのでハナミズキとマイペース登山である。6カ所ある登山口でもっともやさしい北逆瀬台口(逆瀬台小学校裏)から登る。標高はすでに220mあるから、東観峰(383m)まで160m,本峰(415m)まで200m足らずである。登山口を入ってすぐに左に取りつくが、最近付けたばかりの道標がなくなっていた。ここ1年以内に他の登山道でも数カ所なくなっているところを見ると単なるいたずらではなく、何らかの恨みつらみがあるものの犯行に違いない。国土地理院 地図付きの道標は人力では抜けない構造なので残っている。正月から嫌な気分である。
配水池の上のトラロープつきの急坂からは宝塚市内から大阪、京阪神間の街並みが展望する。擁壁を登っていく。前年に行われた大々的な森林整備で森が明るくなり、ゴルフ場や甲山がよく見えるようになった。冬枯れので、葉がないこともある。100mほど登ったところで青葉台口からの道が合流して来た。
北逆瀬台口 |
ロープ付き急坂 |
擁壁を登る |
丸太階段 設置年月記載 |
冬枯れに樹間から甲山が見える |
青葉台分岐 |
「行者山東観峰」
しばらくで林を抜けてがけ地を登ったところが南テラスという道標があるところ。南側の展望が開け、大阪湾、紀伊山地、関空、紀淡海峡の友が島まで見える。5分ほど登ったところが行者山東観峰(383m)である。360度の展望。北から東回りに、剣尾山、中山連山、能勢妙見山、五月山・箕面、比叡山、東山連峰、山科後背の山々、生駒山地、二上山、葛城山、金剛山、岩湧山、紀伊山地。大阪湾・紀伊水道を挟んでゴロゴロ岳・観音山、社家郷山、六甲最高峰、大平山、譲葉山、岩倉山がよく見える。山科の背後にひときわそびえ立つのは鈴鹿山系の山か?
崖を登ったところが南テラス |
南テラスからの展望 |
行者山東観峰、北の展望(剣尾山〜中山連山〜能勢妙見〜箕面奥山 |
北東の展望(箕面山地〜比叡山〜天王山〜東山連峰〜山科後背の山々〜生駒山系) |
北東の展望(天王山〜東山連峰〜山科後背の山々〜生駒山系、手前は武庫川、中国道、高層ビルは千里中央) |
東の展望(生駒山系〜生駒山頂、手前に伊丹空港、阪神競馬場) |
南東の展望(生駒山〜二上山〜葛城山〜金剛山、手前に大阪市街、阪神競馬場、宝塚GC) |
「行者山」
東観峰には家族ずれが4人、女の子が登山記帳ノートに何か書いている。展望を楽しんで行者山本峰に向かう。光ガ丘への道を分けて少し登ったところに西宮土木の基準点がある。その先ガレ道を登ったところが行者山東展望台である。ここからの展望も素晴らしい。風景に東観峰と甲山が入る。
行者山東展望台から東観峰と伊丹空港、大阪市街) |
行者山東展望台からの展望(大阪市街〜甲山〜大阪湾、手前に宝塚GC、深谷池、マンションアベルデ、西宮GC)) |
「千石ズリ」
行者山本峰415mは特に展望はないが、ちょっとした広場があって、団体が休憩するにはちょうど良い。下りにかかる。季節には斜面にママコナが群生し、道沿いにコアジサイがきれいである。降りてきたところは猪ノ谷で下れば光ガ丘へ、直進すれば六甲縦走路へ登る。白瀬川源流への道を見送り千石ズリへ下りてきた。堰堤工事が終わり、見違えるような景色になった。譲葉山東峰、中峰が全貌を表した。ゆずり葉台口を出てエデンの園横からゆずり葉緑地公園に向かう。
千石ズリ(左は譲葉山中峰、正面は譲葉山東峰)
堰堤は5カ所
最上段の堰堤、焼石原堰堤と命名
焼石原最上段堰堤からの展望(大阪市街〜甲山〜大阪湾) |
千石ズリから南の展望(樫ヶ峰〜社家郷山系〜六甲最高峰〜大平山、手前は三木ハウス、エデンの園) |
ゆずり葉台口
エデンの園
諭鶴羽橋からゆずり葉緑地公園 |
行者山植物はこちら(2023.5.22)
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