up 2023.10.24やまぼうし
宝塚 西谷の森公園 自然観察
◇日時:2023.10.24(火) 晴 日中暑し
◇集合:JR武田尾駅10:15(バス10:25)
◇行先:宝塚 西谷の森公園
◇参加者:自遊会9名(男5、女4)
        ルートタイム:
西谷の森公園口バス停着1035〜管理棟(1048/1100)〜保与谷池〜東の谷〜T分岐1135〜峠の東屋1152/1200〜馬の背〜黒岩展望台(1218昼1300)〜六角東屋1327〜西の谷農舎1335/1350〜峠の東屋1402/1407〜管理棟1425/1430 〜西谷の森公園口バス停1445/1455発
Route map(歩行4.8km)     公園案内図
 宝塚の奥座敷 西谷の森公園を訪れる。武田尾駅から阪急バスで10分、西谷の森公園口下車歩10分、東の谷管理棟へ。途中街路樹ヤマボウシは終わりだが民家のナツメの実がたわわだ。東の谷の管理棟で身を整え、回るコースを確認して出発。全8kmすべてのコース(東尾根、東の谷、中央根、西の谷、西尾根)は回り切れない。まずは東の谷をさかのぼっていく。保与谷池の彼方に今日の最高峰黒岩展望台350mが見える。すぐに観察モードになり遅々として進まない。赤い実はミヤマガマズミ、見慣れないのはカマツカかウメモドキか。キクヤマボクチ、コウヤボウキ、アキノキリンソウ、サワシロギク、ワレモコウなど。湿地にはウメモドキが。オミナエシは終わりだった。

西谷の森公園口下車

東の谷管理棟

保与谷池から黒岩展望台(左ピーク)を望む

右手が湿地

東の谷 ヤマザクラを植樹
「東の谷」
 東の谷の奥へ進む。緩い上り坂となる。植樹しているのはヤマザクラやクヌギ。ずいぶん大きくなった。食害を防ぐためのカバーはもう不要だ。監視カメラありの看板は盗掘者が多いのだろう。T字路で左折し峠の東屋方面に向かう。右折は展望台や東尾根方面になる。トラバース道はあまり見るべき植生はないと思ったがなんとセンブリ街道、開花しているのもある。最後に階段を急登すると、峠の東屋。東屋は小高い所にあり、はるかに黒岩展望台を見ることができる。

東の谷突き当り 左:峠の東屋、右:展望台

センブリ街道

階段を登れば峠の東屋

峠の東屋(312m)

峠の東屋から黒岩展望台を見る
「馬の背」
一服して、急階段を下り、黒岩展望台を目指して露岩帯を登る。今日のハイライトだ。クジラの背のような岩場は以前は黒岩と言ったが、今は馬の背と呼ばれている。長さ50mほどの花崗岩で、砂地を避ければ滑ることはない。

黒岩(馬の背)

馬の背を振り返る

黒岩展望台へ一息

黒岩展望台

黒岩展望台で一行
「黒岩展望台」
 約20分で黒岩展望台に到着。快晴のもと、360度の展望である。東に妙見山、南に六甲山系、西は三田播磨の山々、北には羽束山・大船山、目を凝らせば京都愛宕山の姿も。展望のパネル写真があるので山々を同定できる。日差しが暑い。女性陣は展望台の陰で昼食。カキやチョコレートの差し入れが疲れをいやす。

南の展望 六甲山系

東の展望:五月山、中山、古宝山

西の展望:布見ヶ岳、有馬富士、羽束山

北の展望:三国が嶽、大船山、布見竜王山

京都 愛宕山
「西の谷」
 西の谷へ里山林を緩やかに下りる。木漏れ日の道はひんやりして気持ちい。六角東屋へ下りてきた。サクラバハンノキ林、ビオトープを経て農舎へ。土間に囲炉裏の板座敷がある。トイレもあり休憩する。最後は出発地の管理棟へ戻るが、元気な人は峠の東屋越えで、その他の人はこのまま車道を歩く。登りのきつい峠越えは3名だけであった。

西の谷へ下りる

六角東屋

ビオトープとサクラバハンノキ

農舎いろりの間

農舎

西の谷ダリア畑
歩行約5km、所要時間2時間30分で回ってきた。今日の目的は自然観察。風景は十分に堪能できたが植物観察はどうだったでしょうか。皆さん撮影した写真を集めました。
クリック拡大でご覧ください。

ナツメ

カリン

フサフジウツギ

サワシロギク?

アキノキリンソウ

コウヤボウキ

キクバナヤマボクチ

ミヤマガマズミ

カマツカ

ウメバチソウ

センブリ

ワレモコウ

テイショウソウ

アキチョウジ

ミカエリソウ

 ウメモドキ

イヌホウズキ

クサギ

カキ

ダリヤ
YouTube
文:平山、撮影/笠間・石井・加藤・平山、編集/平山

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