白髪岳(721.8m)と松尾山(687m)

やまぼうし
■日時:1998.11.15/1993.1.3
■場所:篠山市、地形図2.5万篠山
■同行:ハナミズキ
■経路:住山→不動滝→史跡→卵塔→松尾山→白髪岳→林道→住山
Route mapはここ
JR福知山線の最高地点古市駅の名所案内にも書かれている、沿線で最も人気の山である。道は整備されている。岩場に鎖もある男性的魅力の白髪岳(しらがだけ)と森林の中、史跡のある落着いた松尾山(まつおさん)は好対照である。

古市下車、住山の突き当りで左白髪岳、右松尾山の分岐あるがほとんどの人は左の白髪岳から入る。こちらが順当。私達は史跡をめぐりながら城跡のある松尾山の山頂へ、ここは展望はない。

稜線を回遊して頂上直下の急登をロープに掴りながら白髪岳山頂へ。360度の展望を満喫し、さらに鎖場のあるスリル満点の稜線を辿って林道へ下山、元の出発点に戻った。回遊3時間みればよい。


住山から松尾山


阿弥陀堂跡

石仏群
阿弥陀堂跡の案内板には、高仙寺は大化元年法道仙人が開基、鎌倉時代には七堂伽藍の外二十五坊ありと記されている。

卵塔群

千年杉

松尾山頂
案内板には:松尾山(標高687m)高仙寺文保寺の山号となっているこの山は、法道仙人修法の仙人岩や千年杉があり、霊山の雰囲気を今に伝えています。また戦国の武将酒井主水介氏治の城址があります。篠山市史によると、酒井氏治は明智光秀の丹波攻略に対し矢代波賀野の城に続き、この松尾山頂にも城を築きましたが、悲運にも天正六年(1578年)5月朔日大山城主長沢氏を救援の逢事、矢を受けて味間北の地で落命したと伝えています。


白髪岳山頂


白髪岳から松尾山を望む


白髪岳登山口

関連ページ:松尾山と白髪岳(2004.10.10)
           武庫川もうひとつの源流(2007.8.4)


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