鷲林寺から観音山・ごろごろ岳

鷲林寺〜観音山〜ごろごろ岳〜柿谷コース〜芦屋川

2008.5.24 やまぼうし
■日時:2008.5.15(木) 天気:快晴
■山名:観音山(526m)、ごろごろ岳(565.3m)
■場所:六甲山系 25000地形図 宝塚
■同行:単独
ルートタイム:阪急逆瀬川駅0930・・・盤滝口バス停0950→鷲林寺1015→観音山展望岩(1100〜1130)→ごろごろ岳1205→柿谷コース→鉄塔#40(1235〜1300)→水車谷バス停1350→阪急芦屋川駅1415

Route Mapはここ

「鷲林寺」
五月晴れ。あまりにも天気が良すぎるので、ぶらっと六甲へ。足のリハビリを兼ねて、近場の観音山、ごろごろ岳へ。実に6年ぶりとなる。逆瀬川から1日3本の阪急バス「かぶと山荘」行きに乗り、盤滝口で下車する。西宮甲山高校の前を通り、道路拡張工事中の道を鷲林寺(じゅうりんじ)参道口までは徒歩10分である。是より五丁と書かれた石柱から、かんのん道を上って行く。正面に観音山が近い。

鷲林寺参道口から観音山を望む

鷲林寺山門
トラピスチヌ修道院の門前で、3人の女性ハイカーに出会う。聞けば手作りのクッキーを買ってきたとのこと。小さな貼り紙が出ている。階段を上ると鷲林寺の拝殿に出る(標高340m)。
「観音山」
鷲林寺から観音山へは、展望のパノラマコースと谷筋を行くせせらぎコースがあるが、今日はお墓・鉄塔コースをとる。子供が小さい頃登ったコースだから20年以上前になる。拝殿の真後ろに当たるお墓の脇から取り付く。ポピュラーではないが、古いテープやロープの柵がある。不安定な小岩が多いので落石注意である。

岩場を登る(鎖場もある)

鉄塔#35
岩場に出て突然視界が開ける。甲山、北山ダム、その向こうに阪神平野や大阪市街、大阪湾が広がる。この先は岩場の急登が連続し、鎖場もある。鉄塔 新神戸線#35(標高450m)で一休み。隣の尾根(パノラマコース)から女性の声が響いてくるのは先ほどのメンバーだろう。尾根筋の木立に入り込み展望がなくなる。奥池方面からの道と合流して、東へ少しで観音山展望岩(標高520m)に出る。地形図の526Pではなく、東にせり出した尾根の突端である。360度の展望が素晴らしく、阪神平野や大阪市街はもちろん、遠くは京都・比叡から醍醐、生駒、葛城、金剛、和泉山系が展望する。

観音山展望岩からの甲山、北山ダム、阪神平野を見る(左奥に比叡山が霞む)
「ごろごろ岳」
一休みして、奥池・ごろごろ岳方面の道標に従う。526Pの下をトラバースしてせせらぎコースへの下山道を分ける。砂山分岐(ヤブ道)、奥池分岐を右に見て、ごろごろ岳へ進む。雑木林の道は展望はない。剣谷・カベノ城への分岐を左へ見送り、しばらくすると別荘地の境界にでる。ここから奥池への道もある。

ごろごろ岳三角点
ごろごろ岳は別荘の裏側の木立の中にあった。展望はなく三角点と兵庫登山会の大きな標識が置いてある。震災後の地盤沈下で565.3mになってしまったからもうゴロゴロではなくなった。中年男性が一人ぽつんと食事をしていたので、写真だけ撮って早々に立ち去る。(三角点周辺は整備されて小広場になった 20114.6)
「柿谷コース」
この先の広場で、苦楽園尾根コースと柿谷コースに別れる。道なりに進むと苦楽園尾根へ行ってしまうので注意が必要である。柿谷コース15番と書いた白い道標があり、ついで14番に水車谷バス停から阪急芦屋川と書いてあるのでその方向へ進む。この道標は約100mおきに設置されており、水車谷の車道取り付きの1番まで続く。

柿谷コースの案内標識 14番

鉄塔#40(男坂、女坂分岐)
柿谷コースはアカマツが多い雑木林の道で、木漏れ日の中を徐々に下る。11番から急坂となり、巨岩も現れる。8番で鉄塔新神戸線#40(標高460m)の下に出る。ここで遅い昼食をとる。
ここで道は男坂と女坂の二手に分かれる。男坂は前山公園経由とあるが、地形図では急傾斜が続くようなので、女坂を下ることにする。いずれ下で合流するはずである。GPSの軌跡は地形図の破線とは違うようだ。鉄塔#41を過ぎると、傾斜のきつい谷道となり、岩がゴロゴロして歩きにくい。やがて柿谷第2堰堤にさしかかると手すり付きの階段道となり、3番で男坂の道と合流した。

岩ゴロで歩きにくい柿谷コース

車道に降り立つ(正面カーブに取り付きあり)
2番で流れを渡り、柿谷第1堰堤を左に見て車道に降り立つ(標高180m)。目の前の大きなマンションのベランダにこいのぼりが泳いでいる。大きく曲がった先に水車谷バス停があったが、20分待ちなので、車道をテクテク芦屋川駅まで下る。

モチツツジ

ヤマツツジ

タニウツギ

コバノガマズミ
関連ページ タムシバ咲く観音山(2011.4.10)

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