作成2009.11.14 ハナミズキ
四国 初冬の剣山
■日時:2009.11.6(金) 快晴
■山名:剣山(1954.7m)、次郎笈(1929m)
■場所:徳島 2.5万地形図 剣山
■同行:マサヨシさん、サトミさん、タツエさん

次郎笈稜線から剣山を望む
行程
宝塚(05:00)〜阪神高速北神戸線〜淡路鳴門自動車道〜高松自動車道〜徳島自動車道(美馬インター)〜国道438号線〜見ノ越リフト乗り場(09:10)〜西島駅(09:50)〜剣山と次郎笈分岐(10:40)〜次郎笈頂上(11:30〜11:45)〜剣山頂上(12:45〜13:10)〜本剣神社(13:25)〜刀掛け松(13:40)〜西島駅(14:00)〜見ノ越リフト乗り場(14:25)〜宝塚(19:20)
Route Map
 昨年の石鎚山に続き四国第2の高峰、剣山に挑戦する。時間短縮のため往復リフト利用のお手軽登山となるが、快晴のもと気持ちの良い雄大な景色を堪能する。

見ノ越から西島へのリフト

西島駅から剣山山頂を望む
見ノ越からリュックサックを前に抱えリフトに乗る。リフトの下には雪の塊が残り、冷たい風に体が冷え切ってしまう。15分の乗車で1420mから1750mの西島まで運んでくれる。ここからまず次郎笈(ジロウギュウ)に向かう。

雪道を登る

大剣岩
山の陰になる縦走路には雪が残り所々ツルツルに凍り付き恐ろしいが、慎重に歩を進める。振り帰ると大剣神社の御神体である石灰岩の岩峰(大剣岩)が青空をバツクに聳え立っている。

次郎笈へ向かう
前方にどっしりとした次郎笈が見え出し、尾根道が頂上に向かって延びている。分岐で休憩後、笹原の間のなだらかな尾根道を行く。山全体を覆うミヤマクマザサが朝日に輝いて美しい。

次郎笈頂上
頂上近くなると岩交じりの道となり、西風が強く寒い。風の当たる右耳が痛いので手で覆いながら登る。誰が作ったのか小さな雪だるまが岩に鎮座している。頂上(1929m)は360度の展望で、四国の山々が重なり合って見える。

次郎笈から剣山へ向う

頂上直下の木道

剣山一等三角点
分岐まで戻り剣山を目指す。周りの風景を楽しみながらゆっくりと登る。立ち止まるたびに振り返り今登ってきた次郎笈の秀麗な山容を楽しむ。シカの食害のためか白骨木が目立つ。(下山道に防鹿柵を見かける。)木道をひと登りし、一等三角点のある頂上(1954.7m)に着く。

剣山山頂
広々とした頂上には植生保護の為木道が敷かれ、りっぱな三角点も木道から眺めることしかできない。ベンチで昼食後、本剣神社(剣山本宮)に参拝し、刀掛け松を通り西島駅まで下山する。

剣山本宮と頂上ヒュッテ

刀掛け松

見ノ越へ下山
冬晴れの触れぬ一等三角点     ハナミズキ

関連ページ:天涯の花キレンゲショウマの剣山を歩く(2015.8.3)

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