up 2012.7.14やまぼうし
有馬 落葉山から高丸山(その2)
(太陽と緑の道)
有馬温泉〜太陽と緑の道〜落葉山〜高丸山〜五社
日時:2012.7.14(土) 曇
行先:神戸市北区 2.5万地形図 有馬
    落葉山(533.0m),同北西峰(526m),同西峰(514m)
    高丸山(508.5m)
同行:エコハイク武庫川(30名)
エコハイク武庫川に同行して有馬温泉から「太陽と緑の道」を五社まで歩く。昨年9月に続いて2度目であったが、一部ルートが異なり、有馬温泉バス停からスタート、落葉山西峰をめぐり、高丸山からは有野台8丁目へ下山する。梅雨空であったが落葉山、高丸山から六甲、丹波、北摂、播磨の山々の展望を楽しんだ。

高丸山(落葉山北西峰展望台から))
行程:
有馬温泉バス亭 1040→(妙見寺参道)→落葉山三角点1130→北西峰展望台1140→西峰展望台(1150〜昼〜1220)→車道1250→高丸山(1350〜1410)→展望岩1425→有野台8丁目湯谷川公園1445→五社八幡1500→五社駅1515
Route Map:地形図  太陽と緑の道案内図

「有馬温泉〜落葉山」
 梅雨空から雨がポツリときた。有馬温泉バス発着所前の広場から糸桜で有名な善福寺の境内を通って妙見宮参道に出る。西国三十三所の石仏を数えながらアジサイの咲く石段の道を登る。一汗かいて有馬城山(有馬城跡)の妙見寺である。裏手に落葉山三角点533mがあり、ここが本日の最高地点である。

妙見宮参道口
 
善福寺の糸桜(樹齢200年)

石仏とアジサイの参道

妙見宮山門

妙見宮

妙見宮参道から温泉街を見る

三角点の石碑
三角点横から下り、途中で有馬三山の灰形山、湯槽谷山への道を分ける。ここから太陽と緑の道となる。一度鞍部に下り、上り返したところが落葉山北西峰展望台である。前方に、これから行く高丸山や東播磨から丹波、北摂の山々が広がり(トップ写真)、振り返れば裏六甲の山々が霧に霞む。
北西峰から下って、再び上り返すと西峰で、このあたり作業道が入り組んでいてややこしい。北西峰より狭いがベンチが置かれていて休憩に良い。北の展望は立ち木に遮られてないが、裏六甲が良く見える。ここで大休止、早い昼食をとる。

落葉山北西峰から高丸山を見る

落葉山西峰から灰形山
「有馬街道へ」
西峰から下り、太陽と緑の道に合流して有馬街道に向って降りていく。丸木橋の流れを渡ってから、T字路を左折し街道に沿うように、有和荘の裏から水道施設下を通る。再び流れを渡ってガードレールの切れ目から街道に飛び出す。道路を横断して、向かい側の広い山道を進むと踏切のない神鉄の線路に行き当たる。折から神鉄電車が通過する。やがて三叉路になる。直進は橋を渡って東有野台方面だが、ここは高丸山の道標にしたがって左折して、流れに沿って進む。再び車道に出るが、すぐに通行止めロープをくぐって山道に入る。私有地のような場所で、不法投棄の廃車横をすり抜けて山に取り付く。

随所で流れを渡る(いずれも有野川の源流)

有馬街道へ出る

踏切りのない神鉄線路を渡る
 
太陽と緑の道 高丸山分岐(左へ)

車道から高丸山取付き(手前左へ)

高丸山へののぼり 
「高丸山」
 急登していくと送電線鉄塔#43下に出る(430m)。その先で右から上がってくる道が合流する。東有野台からの道だ。眼前に高丸山が姿を見せる。一度下って上り返す。丸太階段の道はきつく、補助ロープもついている。
 高丸山山頂に到着した。小さな広場に三角点(508.5m)があり、白い旗が翻っている。裏六甲(最高峰〜有馬三山〜逢ヶ山)の山々が展望する。足下に阪神高速北神戸線が白く光り、有馬口駅や唐櫃の街並みが続いている。どっしりと構えた逢ヶ山(722.0m)が印象的だ。

高丸山山頂から唐櫃台方面の展望 左逢ヶ山

高丸山三角点

山頂広場
 
白旗が翻る山頂
「有野台8丁目コース」
 西に向かって稜線を歩いて行くと、五社方面への分岐があるが、今回は直進して有野台方面へ進む。明るい尾根道が続く。尾根突端の展望岩からは360度の展望が広がり、しばらく展望を楽しむ。高丸山や隣の尾根にも白旗が見える。ここの白旗はさおが折れてしまっていた。三つのピークを越えていく五社コースと比べると、こちらの方が歩きやすく、楽で、展望も優れている。

展望岩から藤原台、有野台方面展望
 
五社コースを望む(三角山を越えていく)

有野台8丁目への下り

有野台8丁目湯谷川公園へ降りる

五社八幡神社

五社駅前
 展望岩から急降下する。雨が降れば水路となるようなU字溝の道は滑りやすく慎重を期す。思ったより早く麓の公園に着く。ここの登山口には道標がないので知る人ぞ知る道だ。砂防看板があり、湯谷川公園とわかる。有野台8丁目住宅の山すそを歩いて車道に出るとすぐに五社八幡神社である。境内は掃き清められて気持ちがいい。山歩きの無事を報告する。バス転回場と駐輪場を下ると、五社コースの登山道が合流し、すぐに五社駅である。梅雨空で雨を覚悟したが、午後からは晴れ間も広がる天気に恵まれたハイキングであった。

アリマウマノスズクサ

関連ページ:有馬落葉山から高丸山 2011.9.24

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