up 2012.10.18やまぼうし
宝塚 観音谷右俣と不動滝
塩尾寺〜観音谷右俣〜不動滝〜妙法寺
◇日時:2012.10.7(日)晴れ
◇行先:宝塚 観音谷〜不動滝
     2.5万地形図 宝塚
◇同行者:ささゆり会女性4人
行程:行者山1030→岩倉山反射板→東六甲縦走路→巡視路→観音谷右俣→不動滝→妙法寺→長寿が丘
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不動滝
ささゆり会K女史の案内で、塩尾寺裏参道の観音谷右俣を不動滝まで歩く。左俣を遡ったことはあったが、右俣は初めての経験。ミニゴルジュもあり、崩壊落石の危険な谷歩きだった。
「塩尾寺裏参道」
 ささゆり会定例行者山ハイキングのあと、K女史の発案で塩尾寺裏参道にある不動滝まで行って見ようということになった。突然の提案で、軽装の上弁当もなかったが2時間ぐらいと軽い気持ちで同行する。行者山から岩倉山反射板を経て東六甲縦走路を塩尾寺へ向かう。砂山権現を過ぎて塩尾寺への下り途中の火の用心標識(関電巡視路)を左折する。この少し先が塩尾寺裏参道取りつきである。巡視路は谷に向かう。谷底に降りたところが観音谷右俣の源頭で、これを下ることになる。巡視路は谷から赤子谷東尾根の鉄塔#21へ上っていく。
「観音谷右俣」
 広い谷を緩やかに下っていくが、マニア以外に歩く人はいないのだろう、踏跡はない。一本の谷筋を下るだけだから迷うことはないが、鬱蒼とした樹木に囲まれた暗い谷は一人では心細い。今日は熟女4人が一緒だから心強い。突然覗き込むような急激な下りとなる。右、左と足場を確かめながら岩の間を下る。浮石に乗らないよう、落石を起こさないよう慎重に行動する。案内に立ったK女史に代わって、最近メンバーに加わった若手F女史が先行して、後続の我々に足場の指示を出す。GPS保有の山ガールが本領を発揮する。流れが加わった。下ばかり見て気づかなかったが、振り返ればゴルジュを降りてきたのだ。くしゃみでもしたら落石を引き起こすようなところだ。傾斜が緩む。はるか下方に滝口が見え出した。あと少し。谷を横断する踏跡に出る。見覚えのある塩尾寺裏参道である。谷を右に見おろしながら土手上を歩くと、やがて石段の道となり滝つぼに降りてきた。
 

観音谷右俣源頭

右俣の印象

柱状節理
「妙法寺」
不動滝は相変わらず一本のトユから流れ落ちていた。行場だろうが、水量多く、滝に打たれたら骨折してしまいそうな勢いである。滝つぼから下流を眺めるとここもゴルジュである。不動明王に手を合わせ、流れを下る。左手に2棟のあばら家が、その下には八大竜王碑が夏草にうずもれている。堰堤を下り、流れを渡って左岸を進むと民家が見え、舗装道路に出る。その少し手前の土手に観音谷東尾根の取りつきがある。これをすこし登った左手が妙法寺仏舎利塔である。

滝から下流の景観

あばら家

八大竜王碑
白亜の塔は目にまばゆい。塔の周りを一周する。宝塚市街や中山連山の展望が素晴らしい。長寿ケ丘→月見山→甲子園大学を経て家路につく。途中甲子園大学へ近道をしようと山に取りついたものの、藪漕ぎの末また長寿ケ丘住宅へ戻ってしまうハプニングもあった。お愛嬌。

仏舎利塔

と仏足
関連ページ:同行リリカさんの記録
              2005.3.21塩尾寺裏参道と不動滝
               2011.8.6宝塚観音谷左俣と不動滝

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